JOG&マラソン大会

2020年2月25日 (火)

2020函館マラソンエントリー開始

新型コロナウイルスのせいで、昨今、全国各地のマラソン大会の中止や規模縮小が相次いでおりますが、7月に行われる函館マラソンのインターネット申込み受付が本日21時より開始されます。

2020hakomara

感染のピークは来月から再来月と言われており、楽観的な見方に立てば、今年の函館マラソン開催時には世の中も落ち着き、各種イベントも問題無く開催されるものと思います。万一、この大会が中止に追い込まれるようなことがあるなら、東京オリンピックも危ぶまれるケースでしょう。そのようなことは無いと信じましょう。

実行委員会も、万全の対策をもって運営にあたるようですので、皆様、安心してエントリーして下さい。春先のマラソン大会を断念せざるを得ない市民ランナーの皆様も多かろうと思います。初夏の函館にターゲットを変えてはいかがでしょうか。

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2020年1月23日 (木)

暖冬少雪

今年は全国的に暖冬傾向で、豪雪大都市の札幌の雪が記録的に少ないことが全国ニュースになったりしておりますが、ここ函館も例外ではありません。先週末、この時期には珍しく私の定番のジョギングコースは乾いたアスファルトが露出しており、スノーターサー(雪上ジョギングシューズ)不要で走ることができました(写真)。

2020yuki

もっとも道南函館は札幌と違って、数年に一度くらいの割合で極端に雪が少ない年もあり、これがウィンタースポーツや雪を使ったイベントが道内他地域と比較して少ない理由でもあります。ただ、さすがにこの時期ここまで少ないのは珍しいのではないかということで調べてみました。

人の記憶は曖昧なもので、一昨年の記録的豪雪は誰もが覚えていても、その前年、2017年の1月は、正月明け8日の積雪がゼロ、一冬を通して雪が少なかったことを覚えている人はどれくらいでしょうか。それでも、これくらいのことは函館ではよくあることです。

1月後半までほとんど積雪が無かったのは、2007年。この年は1月末から2月上旬にかけて積雪が増えたものの、最深でも18cm。2月半ばには積雪が無くなっており、今年このまま少雪が続くと13年ぶりということになります。2002年、1993年、1992年も1月下旬にほとんど積雪の無い期間がありましたが、これらの年は12月または2月にまとまった降雪がありました。なので、今年もまだまだ油断はできません。

一冬を通じて極めて積雪が少なかったのは1988年から89年にかけての冬で、1月中の積雪深がほとんど10cm未満、根雪終了が観測史上最も早い2月6日でした。この先、どうなるかは分かりませんが、短期的には1年で一番寒いはずの来週、平年に比べてかなり高い気温となるとの予報が出ています。場合によっては、31年ぶりに雪が少ない冬になるかもしれません。

やはり今年の冬は、当地にとっても極めて珍しい少雪の冬のようです。

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2020年1月20日 (月)

魔法のシューズ?

今年最初の記事にもしたナイキ社の厚底シューズ「ズームXヴェイパーフライネクスト%」。箱根駅伝出場の80%以上が着用し、今月中継されている様々な駅伝でも、この2パターンの目立つカラーのシューズ以外を履いている選手を探すのが難しいほど。今やワイドショーでも取り上げられ、知らぬ人は少数派になりました。

このシューズはモデルチェンジを重ねて3代目。初代のエリートランナー使用モデルは中々手に入れることができませんでしたが、現モデルは一般ランナーでも購入可能です。ただ、問題はそのお値段。一般的な大会用シューズの約3倍、3万円もするとあって、ビジネス用の革靴でもせいぜい2万円程度のものを着用している私は購入すべきかどうか迷っていたところでした。

しかし、テレビ等での露出が増え、50代後半の市民ランナーがこのシューズを履いたら5年ぶりに自己ベスト更新できたなどという話を聞くと、規制対象リスクより品薄リスクが気になって・・・と、いうより我慢できずに私史上最高金額の靴を購入するに至りました。まあ、ゴルフのドライバーと考えれば安いもの、ゴルフは道具と良く言ったものですが、シューズで速く走れるのであれば使わない手はありません。

2020nike2

家で試着していみると、以前購入した初代市販モデルとは明らかに異なり、靴にバネが入っている感覚。そんな訳で、そろそろ引退を考えていたマラソン魂に少しだけ炎が灯りました。本年、御年五十五歳、楽して自己ベスト更新の夢をお金で買った次第です。

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2020年1月 4日 (土)

ナイキズームX

青山学院大学の2年振りの優勝で幕を閉じた今年の箱根駅伝。新記録となった優勝タイムもさることながら、10区間中7区間で区間新記録が生まれたことに驚かれた方も多いことでしょう。2日間通じて天候に恵まれていたことも一因ですが、コース変更でその記録の歴史が浅い区間があったとしても、この数は尋常ではありません。

その理由はマラソン経験者であれば皆知っているはずです。ナイキ社の厚底シューズ「ズームXヴェイパーフライネクスト%」。数年前、驚異的な世界記録(未公認)を樹立したことで有名になり、近年トップレベルでは圧倒的なシェアを占めるまでになったランニングシューズです。最新モデルは鮮やかなピンク、または左右色違いと目立つ色なので、普段、それほどマラソンに興味が無くても、その着装率の多さに気付いた方もいたことでしょう。

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このたびの駅伝では、全出場選手中実に80%を超える選手がこのシューズを使用していたとのことです。総合優勝を果たした青山学院の選手も、復路は全員このシューズを使用していました。アディダス社との契約がありながら、今年からナイキのシューズを使用して良いことになったそうで、昨年2位からの巻き返しにはこのシューズ効果も一因であったことは間違いないでしょう。スポーツ紙によると、3年前の青学の優勝タイムは今大会では11位相当、今大会最下位の筑波大学のタイムは3年前であれば9位、シード権確保に相当するそうですから、このシューズによって長距離のスピードが上がったことはもう紛れもない事実です。

実は私も3年前、このシューズが話題になって間もなく、これの初代市販モデルを購入しました。ただ、この初期の市販モデルはエリートランナーが使用するものと素材的に差があったらしく、私自身しっくりこない上にタイム短縮効果も感じられず、すぐに既存シューズに戻しました。ところが2代目以降(現在は3代目)は素材的にもトップ選手が使用しているものと大差が無くなり、アマチュアランナーでもその効果を実感できるとのこと。因みに本物(トップ選手が使用するシューズ)は約3万円。市販タイプはネットでは1万円程度で購入できますが、フルマラソンを全力で走るのをあと2回と考えている初老?ランナー、せっかくなら”本物”で勝負してみたいと思う次第。

尚、この高速シューズ、あまりにも高性能すぎて規制の対象になる可能性があるとか。早めに購入したほうが良いのかな?

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2019年12月16日 (月)

暖冬か?

函館の根雪(長期積雪)初日の平年は本日12月16日で、例年であれば既に積雪状態であってもおかしくありません。しかし今年は2度ほど積もった雪もすべて融け、道路も乾燥状態。決して珍しいというほどでもないのですが、昨年の根雪初日は12月6日、記録的大雪だった一昨年は観測史上最速の11月半ばだったためか、記録的な暖冬になるのではないかと錯覚しています。

2019goryokaku

この先の天気予報を見てもまとまった雪は降りそうになく、根雪初日は当面訪れそうにありません。お蔭で昨日は久々に、乾いた路面を夏のジョギングシューズで走ることができました(写真は昨日の五稜郭公園)。

長期予報でもこの冬は暖冬傾向となる確率が高いようです。函館の場合、暖冬で雪が少ない冬はほとんど積雪状態とならない年もあり、住人としては色々な意味で楽なのですが、この時期当地に多く訪れる外国人観光客にとっては物足りない面もあるようです。また、近郊のスキー場でも雪不足でオープンが遅れるなど影響が出ているようで、山だけ雪が積もってくれればと都合の良いことを考えています。

それでも大雪だった一昨年の悪夢が残る函館市民の多くは、暖冬を歓迎していることと思います。

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2019年11月14日 (木)

いつまで走れる?~いびがわマラソンより~

岐阜県大垣市から私鉄養老鉄道で北へ約30分。人口わずか5000人余りの小さな町で、人口の2倍に相当するフル・ハーフ・ウォーキング合わせて1万人を超えるマラソン大会が開催されています。その経済効果が如何ほどかは町を上げてのの歓迎ぶりで理解できました。雲ひとつない晴天の下、30回を超える歴史あるこの大会に出場してきました。

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この大会は低予算で行われる大規模マラソン大会として、函館マラソン創設にあたって参考にしたマラソン大会のひとつでした。実際、来てみなければわからないものもあるもので、この地域にはイビデン、西濃運輸といった一部上場の大企業があり、これらがスポンサーとなって人的、金銭的なサポート約となって実現している側面もあることを知りました。それにしても5000人の町で1万人を超える大会とはすごいことです。ちなみに、イビデンの”イビ”が揖斐川の"いび”であることを初めて知った次第。

さてこのコース高低差約130mある難コース。行きが登りで帰りが下り。パンフレットに載っている高低図では7~8km、14~15km、そして19~20kmにややきつい登りがあり、最高点が20km。これをインプットして走りましたが、結果的に全くあてになりませんでした。この高低図は単純にkmごとの標高を結んだもので、実際は登りの中にもかなりのアップダウンがある更なる難コースです。

想定ラップは5:00~5:10/km。ここ数回のフルマラソンの反省から敢えて少しゆっくり入る予定。フルのエントリーは7000名。その割にスタート地点の道幅は狭く、上から3番目のランクのスタート順ながら先頭からはかなり後方で、号砲からスタート地点通過までのロスタイムは約1分。更に一定ペースまで上げるにも時間がかかり、最初の1kmは6分30秒近く掛りました。ただ、その後は混雑が幸いしてか必要以上にペースが上がらず次の1kmが5分少々、理想のペースを体に染み込ませ、平坦な序盤は予定通りのペースを刻みました。

パンフレットとは異なり5km過ぎからは明らかな登りとなり、ラップは10秒ほど落ちましたがこれも想定内。その後の小刻みなアップダウンも概ね5:00/km前後と予定通り。むしろ基本登りと考えれば、平坦であれば4分台を刻んでいたものと思います。様子が変わったのが10km過ぎ。僅かに下った後にきつい登り坂が500m以上続き、さすがにこの1km5:45ほど。しかし、その直後に想定外の長い下りがあって、ここは4:40/km。せっかく登ったんだから下るなよ、と思いながらもここは足に負担をかけないようにしてタイムを稼がせてもらいました。

パンフレットの最高点は20km地点。これだけ下れば更なる登りがあるはずです。僅かな下りと長い登りを繰り返し、最頂点を目指しました。パンフレットでは一番厳しい登りは19kmから20kmでしたが、19m過ぎのエイドまでにややきつい登りこそあったものの、そこを通過すると「登りはここまでだよ」という声。どうやら最頂点は19.5kmのようでした。

ここから先はほぼ一本調子の下りのはずです。足には多少余裕がありましたが、ここは無理にペースを上げず下りも5:00~5:10/km。ハーフを1時間48分台で通過は想定内ではあったものの、後半落ちることを考えれば結局3時間40分以内は難しいことを悟りました。おそらく、折り返して同じコースを戻ったなら、下り基調の中にも何度も登りがあり、大きく失速していたに違いありません。しかし、後半登りが長かったのは1ヶ所だけ。ここだけ6:00/km台となりましたが、概ね5:10/km以内でカバー。さすがに35km過ぎに平坦となって少し落ちたものの、大きくペースダウンすることなく、逆にラスト2kmは上げることができました。フルで初めての経験。

結局、3時間44分台と目標には届きませんでしたが、昨年走った「函館マラソン」と「あいの土山マラソン」のタイムをわずかながら上回り、タフなコースにしてはまずまずと満足しています。3週間前に60kmのウルトラを走っていたことや、後半が下りのコース携帯であったことが足が最後まで持った要因であろうと思いますが、敢えてゆっくり入ったことも一因と思い、この年齢で新たな境地を開拓した気分にもなりました。

今年はこれで終了。来年は新設される青森のフルで再度ゆっくり入る作戦を試し、うまくいけば函館マラソンで進化させたいとマラソン後の至極の一杯を飲みながら妄想しました。しかし、フルを走り切るには月間200km以上のトレーニングが最低限。練習もだんだんつらくなってきました。いつかは100kmをという夢もありますが、60kmの厳しさを知った今、果たして気力は残っているのか。

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おそらく、タイムと距離を求めて走るのは来年が最後になるものと思います。

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2019年11月 8日 (金)

いびがわマラソン

47都道府県走破を目指す私が30番目に選んだのは、岐阜県の「いびがわマラソン」です。明後日、約1年ぶりにフルマラソンを走ってきます。先日、60kmのウルトラマラソンを走ったものの、フルマラソンを1年間も走らなかったのは思えば実に久しぶり。昨年同時期に滋賀県で行われた「あいの土山マラソン」以来です。

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ここ数年、私のフルマラソンはスタートから4:40~4:50/kmで入り、その日の天候や調子によって20~25kmあたりで失速、最終的に3時間40分台でゴールするというのが定番となっていました。マラソンの教科書?によると、最初から最後まで同じペースもしくは後半上げれるくらいで入るのが理想らしいのですが、ゆっくり入ってもどうせ後半失速するので、行けるところまで突っ込んでそれをどこまで維持できるかがタイム短縮への近道というのが勝手な持論でした。

しかし歳を取るにつれ、突っ込む速度か遅くなり、しかも維持できる距離も短くなってきました。そこで今更ながら基本に立ち返り、普段のフルのペースより遅く入ってみようと思っています。想定タイムは5:00~5:10/km。私のJOGペースより少し早い程度。もし、これを最後まで維持できれば3時間30分台で完走することが可能な”はず”です。

いびがわマラソンはハードなコースとして知られており、前半が登り後半下りで、高低差が160m130mあります。ちなみにこれもハードなコースだった「あいの土山マラソン」の高低差は120m、過酷と言われる函館マラソンの高低差は、実は30m程度です。前半160m登る訳ですが、よくよく調べてみるときつい登りは3カ所程度、各々500~700mくらいのようです。ここはkm5分半くらい要してOKとして、後半下りを生かしてペースアップの目論見が可能かどうか。来年の函館マラソンで使えるかどうかの試走としたいところです。

ところでこの「いびがわマラソン」、本当はもっと早くに走るつもりでした。と、いうのもこの大会は、函館でフルマラソンを開催するにあたって参考とさせてもらった大会のひとつだったためです。当時、フルマラソンは億単位の経費がかかるとして反対意見があった中、低予算で開催している大会を探して発見したのがこの大会でした。結局、同じく少ない予算で開催されていた下関海響マラソンが、函館と同規模の街ということもあって、視察がてら走ったのは後者でしたが、いつかは走らなくてはならないと思っておりました。函館マラソン実現の恩人に、感謝を込めての大会参加です。

さて、年齢とともに下降線をたどる記録に歯止めをかけるきっかけとなり得るか?後日、結果を記載します。

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2019年10月22日 (火)

四万十川ウルトラマラソン

タイムを追い求めるのは厳しくなってきたので、ゆっくり走って長い距離に挑戦しようという私の考えは、実に甘いものであることに気付かされました。ハーフマラソンとフルマラソンは全くの別物であるように、フルマラソンとウルトラマラソンも別競技。そしてウルトラの方がはるかに体力も精神力も必要だということを。

高知県の大会ながら、地図を眺めてみると、参戦する60kmのスタート地点までは、四万十市中心部よりも愛媛県宇和島市の方が近いことがわかりました。開催自治体にお金を落とさないことを申し訳なく思いながらも、松山空港から入り、2両編成!の特急に乗って隣県の都市に宿を取り、レンタカーで会場に向かうことにしました。四国を訪れるのは実に二十数年振りです。

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四万十川ウルトラマラソンは100kmがメインで、60kmの定員は100kmの3分の1の600名程。100kmは序盤に標高600mの山越えがあり、初心者には余りにハードなことから比較的平坦で距離的にも何とかなりそうな後者を選びました。四万十川沿いの小さな集落の国道がスタートです。設定タイムは5:40/km。普段のJOGペースです。しかし、自分ではゆっくり走っているつもりでも、スタート直後、全体の流れにのまれているせいか最初の1kmは5:20/km。速すぎると思いながらも楽走なので、このまま続けることにしました。多分緩やかな下りが想定よりラップを上げているのでしょう。

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2km地点で、60kmよりも4時間半早くスタートしている100kmのランナーと合流します。彼らは既にフルマラソンの距離を600mの山を越えて走っていると思うと頭が下がります。快適な気候の中、緑豊かな風光明美なコースを、途中写真を撮りながら順調に進みました。序盤は実に快適でしたが、この日の最高気温はこの時期の四国でも高い27℃というのが少し気になります。最初の難関は14km過ぎ。突然長い急坂が現れました。コースマップではほとんど緩やかな下りに見えたのですが、100kmのコースが基準で600mの山越えが、後半の本当はきついアップダウンを平坦に見せているだけでした。ウルトラマラソンには普通のマラソンコースでは考えられない極端なアップダウンが当たり前のように存在します。

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多くの100kmランナーが歩く中、私は函館山登山道と同じくらいだと思いながら休むことなく走り続けました。500mほど登ると今度は同じ傾斜の下り坂。登りよりもこの下りで足にダメージを感じました。この後、名物の沈下橋を渡り、マラソン人生初めてレース途中でトイレに寄りながらも、極端にペースを落とすことなく走り続けました。異変を感じたのは二つ目のきついアップダウンを終えた25km過ぎ。想像以上のタフなコースに足を消耗したのか、速く走ってもゆっくり走っても私の足は25kmで止まるのかわかりませんが、ラップが30秒程落ちました。そして明らかに変わったのが34km過ぎ。一瞬ふくらはぎが攣りかけて、直後の35kmのエイドでは補食を兼ねてしばし休憩を取りました。休んでも歩いても制限時間内にゴールすれば良いのです。

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その後約3kmごとにあるエイドでは数分間のインターバル?をとりながら走っていましたが、フルの距離の直前、ついに2度目の北海道マラソン以来、両足が前も後ろも痙攣して動けなくなりました。思えばこのウルトラを前に、30km走を3本。月間走行距離250km程度。経験的にフルマラソンは完走できる程度の練習でした。ゆっくり走れば60kmくらい持つものと考えていましたが、アップダウンんの激しいコースに、足は既に限界に達していたようです。しばらく立ち止まったあと、痙攣が治まったものの歩くのが精いっぱい。リタイヤが頭に浮びました。

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1kmのラップが10分を超えたこの40kmから45kmくらいが一番厳しいところでしたが、エイドで十分休憩をとると少し走れるようになりました。その後は、コースの登りは歩き下りは走ることにしてその比率は6:4くらい。私を追い抜く100kmランナーは既に私の倍も走っていると思うと、尊敬を超えて”こいつら変態だ”と思うしかありません。しかも女性比率が結構な数。きっと出産に耐えうる女性の方が忍耐力があるのだろうななどと妄想しながらラスト10km。午前10時にスタートして約7時間半。ほぼ日没と同時にゴールした時は、初めてフルマラソンを完走した時以上の感動がありました。消費カロリー約4000kcal。人生で一番エネルギーを消費した1日だったと思います。

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ゴール後は、地元高校生のあたたかい対応に感謝しつつも、少し油断すると足だけでなく腕や腹筋、つまり全身が痙攣しそうな状況に。60kmでこんな状態なのだから100kmなんか走ったら命が危ない。そう、きっと100kmランナーはウルトラに耐えうる練習をしているんでしょう。あらためてフルとウルトラは別物であると実感しました。私にはそこまで頑張る自信はありません。これからはフルのファンランがいいところかな。

ところでこの四万十川ウルトラマラソン。スタッフにしろ沿道の応援にしろ、心のこもった温かさが伝わるすばらしい大会でした。おそらく今まで参加したすべてのマラソン大会で一番だと思います。これって高知の人の県民性でしょうか。いや、滞在した愛媛でも同様な印象を持ったので、四国の島民性?かもしれません。高校生からじいちゃんばあちゃんまで、みんなフレンドリーな感じで、終わってみれば大満足な大会&遠征でした。

次は来月岐阜の揖斐川マラソン(フル)。まだ、懲りずに走り続けます。

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2019年10月18日 (金)

マラソンあれこれ

東京オリンピックのマラソン競技の札幌開催が急転直下決定しました。関係者の皆様は大変でしょうが、北海道民にとっては少しばかりグッドニュース。我々観光業界にとっても、来年の夏は国内外の観光客が首都圏に流れるものと悲観していたものが、少しは道内に還流することが期待できるようになりました。また、本番の約1ヶ月前に行われる函館マラソンには、ハーフの部に調整として国内外のオリンピック出場予定選手が参戦するかもしれません。そうなれば、知名度上昇中の当マラソンの注目度が一段と高まることは間違いありません。・・・願望ですが。ちなみに、函館マラソンのコースはフル・ハーフともに国際陸連公認コースです。

2019marathon

市民マラソンランナーの立場からは、この決断は大正解だと思います。真夏の早朝、皇居外周をジョギングしたことがありますが、携帯していた500mlのペットボトルの水は最初の1周(5km)で底をつき、あと1周は何とかなると思っていたものが、半周いかないうちにヤバい状態に。大袈裟に言えば生命の危機を感じながら、コースを外れて自販機にたどり着き、追加の500mlを一気飲み。さらに一本購入して、フラフラになりながらホテルに帰ったのを記憶しています。暑さもそうですが真夏の東京は湿度が半端ありません。MGCが台無しだとか、暑さ対策のやり直しが必要とか言ってるコメンテーターがいましたが、MGCの環境と札幌の真夏は同じくらい、真夏の札幌も十分な暑さ対策が必要です。逆にMGCが行われた環境と、真夏の東京は全く別物で、MGC上位入賞者が必ずしも適しているかどうかは分かりません。

さて、市民マラソンランナーの私はこの週末、マラソンには最適の気候の北海道を抜け出して四国は高知県で行われる四万十川ウルトラマラソンに参戦してきます。ウルトラと言ってもメインの100kmではなく、初心者コースの60km。ウルトラ挑戦は2度目ですが、前回はアップダウンのきつい富士五湖コースを51kmでリタイヤ。今回は平坦コースで、マラソンのトレーニングがてらの前回とは異なり、ここを目標としているのでしっかりと完走したいと思っています。そして、いつかは100kmと、自分の限界に挑戦してみたいと思う次第です。

走り始めて14年。年齢とともに目指すはタイムより距離に変わりつつあります。結果は如何に?

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2019年9月16日 (月)

MGC

東京オリンピックマラソン競技日本代表男女各2枠を決めるMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)は、事前の予想に違わず大変白熱した好勝負でした。

男子は、優勝候補の一角設楽選手が公言通り序盤から飛ばし独走状態。ところが暑さに後半失速し、35km過ぎに2位集団に抜かれる姿は、競馬で大逃げを打った逃げ馬が、最後の直線で捕まる姿と重なりました。最後の3名のデットヒートも手に汗握る展開。日本記録保持者の大迫選手を抑え、代表枠を獲得したのは伏兵的な評価だった中村選手と服部選手でした。

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もしこれが冬場の好条件の下で行われていたら全く別の結果になっていたでしょう。当初の予想では持ちタイム上位の3選手が最有力と見られていましたが、これがマラソンの面白い所。条件次第で必ずしも速い選手が勝つとは言えません。優勝した中村選手は夏のレースに強い選手。4位には下馬評には全く上がっていなかったものの、夏の北海道マラソンで出場権を獲得した大塚選手が入りました。オリンピックや世界選手権が行われる夏のマラソンでは、速さよりも暑さに対する耐久性が求められるのです。

女子はさらに顕著でした。出場権を獲得した2名はいずれも北海道マラソンの優勝経験者。二人とも優勝候補の一角ではありましたが、夏マラソンに対する適正が他を圧倒していました。

さて、この結果を受けて私が声を大にして言いたいのは、是非とも函館マラソンをオリンピックや世界選手権の選考レースの一つに加えてほしいということです。国内で夏に行われる一定規模の国際陸連公認マラソン大会は北海道マラソンと函館マラソンだけです。暑さに対する耐性、勝負に対する駆け引きの優劣を判断するには、前半と終盤の起伏が大きい函館マラソンのコースは最適だと思うのですが。

夢が少し近づいたような気がしたのは、私だけでしょうか。

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