Black Thursday 2nd?
1929年10月24日木曜日、それまで好調を保っていたアメリカ株式市場は急落に見舞われました。俗に言う、ブラックサーズデイです。そして、この日をきっかけに株式市場は大暴落。世界は保護主義に走り、世界恐慌そして第二次世界大戦に突入します。NYダウはこの年の高値を、その後25年間抜くことはありませんでした。
トランプ大統領の政策で、保護主義が台頭する中、2025年4月3日木曜日アメリカの株式市場は急落に見舞われました。保護主義の台頭と株式市場の急落の順番は逆となりますが、因果関係は普遍です。もしかしたら昨日のアメリカ市場の急落は後に第2のブラックサーズデイと呼ばれることになるのかもしれません(グラフはアメリカナスダック市場昨日までの日足)。
この程度の下落は暴落とまで言わないのではないかと思われるかもしれません。しかし、1929年のブラックサーズデイはその日の下落以上に翌週の月曜日と火曜日が壊滅的な暴落で、木曜日の下げはあくまできっかけに過ぎませんでした。果たして今回はどうなることか。
この関税政策は、日本企業に計り知れない影響を与えます。にもかかわらず、今朝の報道番組は大谷のサヨナラホームランがトップニュース。この国は平和ボケとしか言いようがありません。回り回って比較的好調な当地の観光産業に水を差すことにならないか。心配は尽きません。
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