函館観光

2023年12月 2日 (土)

2023はこだてクリスマスファンタジー開催中

函館の冬の風物詩、はこだてクリスマスファンタジーが昨日開幕しました。会場となるベイエリア金森倉庫前では、12月25日までの25日間、18時すぎのツリー点灯式と同時に毎日花火が打ち上げられます(下の画像は昨日の会場の様子、函館新聞電子版より)。

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今年はステージイベントはありませんが、目玉となっているのは昨年より大幅に種類が増えたスープバーのスープです。食材の上昇から昨年より100円上がって一杯700円となりましたが、海に浮かぶ巨大ツリーと花火を眺めながらおいしいスープを堪能するのが、このイベントの定番となりました。

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会場周辺にはレストランや土産店も集積しており、冬の夜のひとときを過ごすのには最適です。市民にも支持され25年以上続くクリスマスファンタジー。是非、冬の函館にお越し下さい。

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2023年11月29日 (水)

石垣島へ行ってきた

先週末、雪積もる函館空港を出発し、台北より南にある常夏の島、石垣島へ行ってきました。気温と植生の違いを体現しながら島内観光、更には日帰りで西表島にも渡り、プチアドベンチャーツーリズムも体験。種子取祭という伝統行事のため島内観光ができず、上陸できなかった竹富島こそ心残りながら、南国の食と観光を満喫してきました。

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宿泊したのは島内最大のリゾートホテル「フサキビーチリゾート」。客室数約400,収容人員も1500名近くという大きさと、海外の高級リゾートホテルに匹敵する設備は想像以上で、もしこれが海外であれば支払った総額の3倍は下らないだろうとの感想を持ちました。同業の支配人がここに赴任したことから、必ず訪れるとの約束を果たす目的の旅でもありました。

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ところで、石垣島は人口5万人余り。宿泊したホテル以外にも複数のリゾートホテルがあり、市街地には全国チェーンから地元資本までビジネス、滞在型と多くのホテルが立ち並んでいます。人口あたりのホテル数では函館を遙かにしのぐことでしょう。一方、本土とは違い、近隣諸島との船航路を除けば、島への交通手段は空路のみ。そのため空港は人口のわりに函館空港と同等規模。思えば数年前、国土交通省の担当課長が当地訪れ、国管理の空港でインバウンド需要に対し、受入体制が整っていないのは函館と石垣島とのことでヒアリングを受けました。そしてこの2空港は国際線部門を拡張しました。

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その直後にコロナ禍です。石垣空港の国際線は台湾、香港とも運休中。需要があっても函館同様、グランドハンドリング(着陸後の受入体制)の人員が足りないのでしょう。国内客こそ戻っていても、この島の宿泊施設供給量はインバウンドが無ければ採算は苦しいはず。泊まったホテルの人やメンテナンスに対する費用に対し、どれくらいの稼働があれば利益が出るのか、小規模ホテル経営者の私には想像もつきませんが、決して楽ではないはずです。

コロナ禍で削減したグランドハンドリングの人員は簡単には戻ってこず、それどころかわずかな有能な職員は主要空港に持って行かれているとのこと。なので、インバウンドで賑わっているのはゴールデンルートと呼ばれる一部地域や主要空港周辺に限られます。千歳レベルの空港でも、人手不足でこれ以上の国際線増便は難しくなっています。当地函館を含め地方の観光都市は、空港の受入体制こそ喫緊の課題です。

アジア系観光客をほとんど見かけなかった南国リゾート石垣島は、気候こそ違えど函館と同じ問題を抱えていることを感じた旅でもありました。

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2023年11月23日 (木)

函館⇔香港 定期便就航

本日の北海道新聞朝刊に、ポジティブサプライズな記事が掲載されていました。来月より、函館空港に香港との定期便が就航するというニュースです。2月末までの季節運航ながら、12月18日から1月末までは週4往復、2月は1~2往復の運航になるとのことです。

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現在のタイガーエアに加え、台湾のスターラックス航空が年明けから台北便を就航させるとの話は耳にしておりましたが、香港便就航は初耳だったのでうれしい驚きです。香港航空により、機材も300席の大型機になるようなので、香港のみならず東南アジア各地からの乗継ぎも期待されます。

メディアでは東京⇔大阪を中心とした”ゴールデンルート”でのインバウンド増加、加えてホテル代高騰が話題となっており、私の下にもさぞ繁盛しているのでしょうとの問いかけが多くなっていますが、当地は対象外。インバウンドの宿泊はコロナ前を遙かに下回っています。クルーズ船の寄港で、オンシーズンの外国人観光客の数こそ増えてはいますが、宿泊には繋がりません。今月になって、クルーズ船が終了すると、宿泊施設以外の観光施設や飲食店でも、報道とのギャップを実感しているのではないでしょうか。

インバウンド頼りである冬期間の入込みに少し光明が見えてきました。当地もインバウンドの宿泊が戻ってこそ、本当の意味で脱コロナとなるところです。

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2023年11月11日 (土)

Winter Again

少し遠くで昼食を取ろうとハンドルを握ると、今日の函館駅周辺は11月中旬にしては多くの人出が。それもそのはず。本日から2日間、函館アリーナではGLAYのライブが開催されます。彼らの聖地函館とあって、全国から多くのファンが駆けつけているのです。観光オフシーズン入りとなるこの時期、我々観光業界にとって大変有り難いイベントです。

ところで、昼食後の帰り道、今年初の雪がちらつき始めたと思ったら、急に辺りが暗くなり吹雪状態に。予報ではちらつく程度ということだったので、「聞いてないよ~」。雪が積もったら、ノーマルタイヤじゃ帰れないと一瞬不安になりました。幸い吹雪状態は続かず、道南ではまだ積もることは無さそうですが、ついこの間まであんなに暑かったのに、やはり来るものは来るようです。

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ところでGLAYの歌を聴きに全国から集まったファンにとっては、「生まれた街のあの白さを」一瞬でも感じることが出来て良かったのかもしれません。きっと歌うんだろうな、あの曲。

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2023年10月24日 (火)

季節駆け足

今年、道南の夏は9月一杯続き、月替わりとともに急に秋めいてきたと同時に、一気に冬の気配すら感じられるようになりました。ほんの一月前まで、ゴルフは半袖半ズボン、汗だくになりながらやっていたものが、今や初冬の装備。雪の防止をかぶった駒ヶ岳を眺めつつ、凍えながらのラウンドです。

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函館市内も赤や黄色が目立ってきました。市内中心部を通る「八幡通」の街路樹も、いつの間にか変色が始まっていました。この分でいくと、今週末から来月上旬にかけて、市内近郊は紅葉の見頃となりそうです。

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一方、気温は逆戻り。当面、平年より高めが続くようで初雪の便りは当面先の模様。紅葉は快適な環境の中、楽しめそうです。道南のゴルフもまだしばらく大丈夫かな。

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2023年10月 4日 (水)

意外と来てない?インバウンド

コロナによる制約が緩和され、今年は大型船の入港が可能となった若松埠頭に多くのクルーズ船が寄港しました。海外の船も多かったことで、入港した際には多くの外国人の姿を目にしました。コロナ前と異なり、欧米系の人達も目立ったせいか、函館も外国人観光客で賑わっているという印象を持った人も多いようです。

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確かに、クルーズ船の入港で著名な観光施設や一部飲食店は潤ったようです。ところがです。宿泊する外国人はコロナ前に遠く及びません。クルーズ船で来る観光客はホテルには泊まりません。メディアでは、首都圏を中心にインバウンドが戻り、”観光公害”が心配されるような報道がなされていますが、それは本州のゴールデンルート一部に限ったことです。

道内でもインバウンドの恩恵を受けているのは洞爺湖温泉から層雲峡までの道央圏。データを見ても、道南や道東の観光地のそれは極めて限られています。確かに、函館にもLCCが復活し、その搭乗率も好調と聞きますが、輸送力の絶対数はコロナ前に及びません。聞くところによると、海外の航空会社も函館便を復活させたいらしいのですが、受入体制の人員が確保できずに先送りされているとのこと。コロナ前と異なり、国際線の就航は主要空港に限られているようです。

また、バス(運転手)の不足もあって、道内では千歳に降りたインバウンドが道内の遠方に行きづらい状況も生まれているようです。中国の問題もあって、インバウンドの絶対数が戻りきれていない中、その多くが道内外のゴールデンルートに集中していることで、地方都市は周回遅れの状況です。

これからのオフシーズン、インバウンドに期待したいところですが、かつてなら中華系インバウンドで賑わった国慶節の現在もその姿は皆無に近い状況です。冬期間はクルーズ船の入港もありません。宿泊施設以外の観光施設も、実は少ないインバウンドに危機感を抱くのはこれからかもしれません。

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2023年8月17日 (木)

戻る日常(2)微かな不安

お盆が過ぎて、観光最繁忙期もとりあえず一服。振り返ると7月以降、函館の観光業界は学会やインターハイなどコンベンションが相次ぎ、久々に活況となりました。一部では人手が足りず、その恩恵を十分に受けられていないとの声もありますが、当ホテルのような小規模施設はその不安も少なく、しばらく忘れていた嬉しい悲鳴でした。

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直前キャンセルなどでやむなく空室が出た以外はほぼ連日の満室。思えばこれがコロナ前の夏の日常でした。少し異なるのが、本州ゴールデンルートで言われているほどインバウンドが戻っていないこと。しかし、その分円安やコロナの名残で海外旅行を控えている国内客が、完全にコロナ前を上回り、理想的な観光最盛期を迎えています。

もちろん懸念材料が無い訳ではありません。足下、光熱費が驚くほど上昇しており、秋以降の更なる人件費高騰も確実です。コロナによる多額の借入れで、どこも財務体質はコロナ前には到底及びません。この夏は3年間のコロナの反動と、当地においてはあくまで特需と考えなければなりません。これから当地観光業界は、徐々にオフシーズンへと向かいます。インバウンドの本格的回復が今後の命運を左右します。ジワジワ進むインフレも、景気の足枷にならないか気になるところです。

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2023年8月 2日 (水)

戻る日常 ~函館港まつり開催中~

昨日から始まった函館港まつり。4年振りに制限無しの開催となりました。昨夜は道新花火大会とあって、函館駅周辺は多くの市民や観光客で賑わっていました。思えば、観光客はともかく、これだけ多くの市民を駅前でみるのはいつ以来のことか。

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ざっと見たところ、暑さもあるせいか8割方の人達はマスクを付けていません。夕刻には露店なども出て、飲食を楽しむ家族連れや、浴衣で着飾った老若男女で歩道は大混雑。やっと、脱コロナを実感出来たように思えました。

本日は「ワッショイはこだて」の十字街・松風コース。一般参加も可能な「イカ踊り」も復活。北の盛夏はピークを迎えています。

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2023年7月10日 (月)

長澤まさみがやってくる

昨日は、年に一度の函館競馬場・・・のつもりでしたが、来週、同競馬場に女優の長澤まさみがやってくるという情報が。長澤まさみといえば、芸能に疎い私でも、顔と名前が一致する数少ない大物女優。毎日、テレビCMやドラマで顔を見ない日はありません。芸能人に然程興味のないおじさんといえど、このレベルなら一目見てみたいという欲望が。

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そんな訳で、来週も再来することに決めました。昨日の函館競馬場はコロナ禍だった昨年までとは異なり、多くの観客、また小さなお子さんを連れた家族連れで大賑わい。そう、競馬場内には小さな子供が遊べる施設が多数あり、私も子供が小さかった頃には息子らを遊ばせる口実で、よく馬券を買いにきていたものでした。

昨日でこの入込だったので、開催最終日となる来週日曜日は連休中日で重賞の函館記念開催、さらに長澤まさみが来場となれば、天候次第では記録的な入場者数になるのではないでしょうか。駐車場に入りきれないこと予測して、次週は徒歩で、そしてビールでも飲みながら競馬と長澤まさみを見物したいと思います。幸い、昨日はJRAに貯金をしてきたので、利子を付けておろさなければなりません?

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2023年6月13日 (火)

函館山ハイキング

腰を痛めて、日課だったジョギングができなくなったので、今年から休日は妻とウォーキングをしています。自宅の近郊は歩き飽きたので、先日、意を決して?、函館山を登ってみることにしました。

マラソンのトレーニングで自動車道を駆け上がったことは何度もあるのですが、登山道を登ったのは小学校以来かもしれません。登山道入口に車を置き、旧登山道と書かれたコースを登ってみました。天候が良かったせいか、小さな子供からお年寄りまで、こんなに多くの人達が函館山登山?をしているとは驚きでした。更に意外だったのは、トレーニングしているランナーも多く、不覚にも私が知らないランニングコースでもありました。

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整備された登山道とはいえ、山登りになれていないおじさんおばさんには結構つらく、汗かき腰をさすり山頂まで。この後、ほぼ平らな千畳敷コースを山の右から左へ。千畳敷と呼ばれる芝生で一休みした後、細い獣道のような七曲がりコースを下山。意外とこの下りが一番辛かった。

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車道に着くと、最後は一般道を通って再び登山道入口へ。約2時間、普段のウォーキングとは異なる筋肉と体力を使い、下半身は硬直状態。でも、久しぶりに長距離を走り終えたような爽快な気分にもなれました。

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市民は毎日目にしている函館のランドマーク。お薦めのハイキングコースです(最後の案内図はクリックすると拡大します)。

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