函館観光

2018年12月15日 (土)

大宮発宇都宮停車北海道新幹線

昨日から今日にかけて、北海道新幹線、新函館北斗⇔東京間が5分ほど短縮され4時間を切ることがニュースとなっていますが、函館観光業界にとってこちらの方がメリットが大きいことだと思います。

2018sinhako本日、団体専用の臨時列車ながら、大宮を始発とした宇都宮にも停車する北海道新幹線が初めて運行されました。胆振東部地震からの復興予算がついた割安な料金設定だったこともあって、募集はすぐに埋まり列車はほぼ満席。私はJRの関係者とともに、新函館北斗駅での出迎えセレモニーに参加してきました。

都市圏人口百万規模の宇都宮への北海道新幹線停車は、開業当時から函館の経済界の悲願でもありました。列車運行上の諸問題が指摘され、中々良い返事はもらえませんでしたが、このたび臨時列車とはいえ実現できたことは、技術的には可能であることが証明されたようなもの。JR東日本の関係者に通常ダイヤに組み込めないものかと聞いてみたところ、簡単ではないとの答えでしたが、一歩前進したことは確かです。

今回のツアーが成功したこともあって、来年度は同様の臨時列車を複数本走らせる可能性が高いとの話は伺っています。宇都宮からであれば、現函館駅まで4時間を切れるはず。修学旅行などに利用され、それが定期化されて需要が確認されれば、出来ない理由など簡単に覆されるでしょう。北海道新幹線の宇都宮停車。引き続き要望を続けていきたいと思います。

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2018年12月 8日 (土)

観光入込客数推計

2018kankou昨日、函館市観光部より今年度上期(4~9月)の来函観光客数の推計値が公表されました。それによると、8月まではほぼ前年並みに推移していたものの、9月に胆振東部地震とそれに伴うブラックアウトの影響で大きく落ち込んだため、前年同期比3.9%マイナスの325万人となりました。一方で、外国人宿泊者数は順調に伸びており、前年同期比約10%増の22万1千人となった模様です。

インバウンドを国別にみると、週10便の直行便で結ばれている台湾が圧倒的に多く、全体の55%を占めます。これに中国、タイ、韓国と続きますが、特にタイは千歳空港とバンコクの間にLCC就航したせいか、前年同期比で50%もの伸びを示しています。

当ホテルの入込動向も概ね市が発表した数字と差異はありません。最も月別では真逆の傾向で、全体で好調だった4,5月は昨年度下期の流れを受け継いで前年度比マイナス、一方繁忙期の6月以降は、予想に反して売上ベースで対前年を上回り、このままいくと前年の数字をキープできると思った9月に落とした分がマイナスとなったのは市全体の傾向と同様です。

外国人宿泊者数はほぼ前年並みで、これは地震で落ち込んだ9月は、イベントや学会、大会で日本人の予約客が圧倒的に多かったためだと思われます。国別では市全体の傾向とは明らかに異なり、当ホテルでは特にこの上期、タイがダントツでそれに台湾、中国が続きます。直行便で結ばれている台湾は団体客の比率が多く、当ホテルのような小規模施設はすべて個人客であるためと思われます。それにしても、どういう訳か数年前から当ホテルはタイからの宿泊客が多く、また、市の統計では少数派のマレーシアやシンガポールも一定の比率を占めています。伸びが目立ったのは、まだ絶対数は少ないながらインドネシアでした。

さて、発表されていない下期の動向ですが、当ホテルでは10月まで地震による風評と思われる影響が残りましたが、11月は前年比マイナスながら、落ちると見込んでいた当初予算は上回り、体感的に地震の影響は無くなったと思っています。今月はむしろ好調で、予約の段階で対前年を上回ることはほぼ確実。先々、1月2月もインバウンドを中心に好調な予約が続いています。

これは「ふっこう割」などの国策によるものもあると思いますが、当ホテルのような小規模、低価格帯ホテルが順調なのは、インバウンドが予想以上に伸び続けているためと考えます。このまま、伸びてくれることを祈ると同時に、来年度以降はこのインバウンドを含めた奪い合い、ホテル増加に伴う大競争時代に突入します。これに負けないよう心してかからねばなりません。

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2018年11月15日 (木)

「函館ハ食ベルトコロガナイ」

国内有数の観光地である函館は、同時に美食の街でもあります。これは函館に赴任した転勤族の方々も異口同音に言われるので間違っていないと思います。一方で、函館を訪れる文化風習の異なる数多くの外国人観光客の視点からは、必ずしもそのように思われていないことを知り、衝撃を覚えました。

インバウンドが急激に伸び始めた4~5年前、これからは食文化が異なるイスラム教徒も増加するということで、その食事についてのセミナーや勉強会が行政主催で多く開催されました。私もそのいくつかに参加しましたが、率直な感想は同じイスラム教徒といっても国によってその戒律、規律の厳しさは大きく異なるのだということ、そして今のところは必要以上に神経質にならなくても大丈夫なのではないかというところでした。事実、その後大きな問題として取り上げられることもなく、経営するホテルが宿泊特化で、食事はテナントに依存していることもあって特別な取組を行うことはありませんでした。また、セミナーの主催者側もセミナー開催自体が目的で、その先に踏み込んだ対策は取られていなかったように思います。

昨日、野菜料理を主体とする旧知の店に久々に顔を出しました。その店には最近、大変多くの外国人観光客が訪れているそうです。特に対外的に宣伝している訳でもないのに、訪れた外国人がSNSなどで紹介し、知らないうちに評判となっているとのことでした。衝撃を覚えた話はここからです。台湾からのリピーターと見られる観光客と話をしたところ、函館はいつもワンデイ(1日)だけだそうです。その理由を聞くと「函館は観たいものはたくさんあるけど、食べるものが無い。」とのこと。札幌まで行くとたくさんあるというのです。

台湾人は我々が思っている以上にベジタリアンが多いそうです。ベジタリアンといっても野菜ばかり食べる訳ではありませんが、野菜の中にも食べないものがあったり、みりんなどの酒の成分が入っているものは食べなかったり、食事に大変気をつかっているようです。なので、野菜料理主体で、どのようなものを使っているか説明までしてくれるこの店の存在を知って足を運んだとのこと。

2018map_2日本人の食生活に比較的近く、外国人の中で最も多く来函している台湾人ですらこのような状況なのですから、イスラム圏の国々の人達はそれ以上のことを感じていることでしょう。店主は気になって、札幌のことを調べてみると、札幌にはインバウンドの食を考える団体があり、ムスリムだけではなくベジタリアンやビーガンと呼ばれる完全菜食主義の人達向けに、市内にそのような食材のみの料理を提供できる店を紹介するパンフレットを作っていることがわかりました。さらに札幌だけではなく、帯広は商工会議所が主体となり、旭川は行政主導でそのようなパンフレットが作られていたのですが、多くのインバウンドが訪れている函館には、残念ながら公式にそのようなパンフレットが存在していないとのこと。

実は、函館にもムスリムやベジタリアンに対応した料理を提供している店も少なからずあるそうです。ただ、そのような情報が周知されていないがために、函館での滞在が1DAYになっているとすれば由々しき問題です。どうすれば良いか相談されました。誰がやるの?私がすぐに取り掛かります。

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