1月7日の函館は恒例のどんど焼き。全国に先駆けて神社で松飾などを燃やし、昨年のような自然災害や、災難が起こらないことを祈ってきました。
ところで、無病息災を祈願する数日前、我が家で不測の事態が発生しました。セントラルヒーティングのボイラーが、エラーマークと共に突如停止してしまったのです。穏やかな天候だったとはいえ真冬の北海道、唯一の暖房装置を失った我が家の温度は急速に低下しました。何故、こんな時にという正月休み、当社ホテルのメンテナンスを行っている業者に無理を言って見てもらいましたが、メーカーも休みのため部品が手に入らないとのこと。当座、電気ストーブを購入し、わずか2畳の電気カーペットの上で、今尚、家族4人厚着をしながら固まって冷たい夜を過ごしています。部品が届くのは今週半ばということです。
思えば兆候はありました。昨年末、妻が何度かボイラーの変調を唱えてました。「ここ、こんなに熱かったっけ?」、「ここの色、こんなに茶色だったかな?」。そう言われても、普段からまじまじと見ているものでもないし、動いているので特別気にも止めませんでした。そういえば、僅かに異臭を感じた記憶もありますが、今となっては時すでに遅し。停止で良かったと思うしかありません。
こう考えると、世の中、不測の事態というものはそれほどあるものではありません。昨年の震災にしても、今は500年周期で起こっていることが当然のように言われています。原発にしても、わずか数年前に10メートルを越える津波の可能性が会議の席で指摘されていたというではないですか。
危機に対しアンテナを張り巡らし、万全の備えをした上で、後は本当に不測の事態が起こらぬよう神仏に頼めば、そうそう大過にまきこまれないなどと漠然と考えていた年初め、改めて当ホテルのことを考えた際、昨年、別の業者に言われていたことを思い出しました。「今は特に問題ないですけれども、この装置、寿命で一旦停止するとすぐに手に入らないのでそろそろお考えになった方が良いですよ。」
見積が結構な額だったため見送っていましたが、週明けに発注することを決めました。
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