インバウンド対策
拙ブログで何度か記していますが、当地函館を始め、地方都市にはコロナ前ほどインバウンドは戻っていません。クルース船の寄港が増加したため、当地はまだ潤っている方かもしれませんが、宿泊に至っては海外からのツアーや団体客を受入れている一部施設を除いて、コロナ前の半数以下というところがほとんどではないでしょうか。
当ホテルも、コロナ前の数年、全宿泊客に対するインバウンド比率は30%程度だったものが、現在10%に届くかどうか。コロナ前と比較して宿泊施設が大幅に増加した中、収益の回復には外国人観光客の増加が無くては始まりません。もちろん、手を咥えてて待っているだけではありません。
当ホテルでは、今春以降、海外向けにFacebookによる情報発信を初めています。国内におけるSNSのシェアは、FacebookよりインスタグラムやXが主流となっているようですが、東南アジア諸国ではまだまだFacebookが幅を効かせているとのこと。そこで、ある企業とのタイアップの下、当ホテルのPRや函館の観光情報を英語や繁体中国語に翻訳し、さらには有料のFB広告をも活用して特定の国や地域に発信しています。
当初はタイアップ企業のトライアルとして試験的に行ってみたのですが、それなりの効果が見込めると判断し、本格的に取組んでいるところです。このたびは、客室動画の撮影も依頼し、和室や和洋室を中心に情報発信を試みようとしています。広告も従来の紙媒体からSNSへ。個人レベルでSNSを翻訳したところで、アクセス数は増えないと体感していた中、ネット広告をも利用することである程度の手応えを感じているところです。
費用対効果が現れるかどうかはまだわかりませんが、インバウンドの回復を他力本願とするだけではなく、対策を初めているところです。
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