アジの当たり年!?
函館港でアジが釣れているというので、帰省している長男と久々に釣りに出かけました。目指したのは函館ドッグの先、海洋センターがある岸壁です。昨年は同時期、この場所でサバを爆釣しました。
私が子供の頃は、サビキでチカやサバが釣れても、アジが釣れたという話は聞いたことがありませんでした。それが、海水温が上昇したせいなのか、近年は年によってムラはあるものの函館港のサビキ対象魚の一種として定着した感があります。函館周辺は様々な釣り対象魚の北限になっているようで、今年はアジのほか砂浜で良型のキスも上がっているようです。沖堤のクロダイは有名ですが、最近ではマダイも釣れることがあるそうです。
さて、到着した海洋センターの岸壁には複数の船が停泊しており、釣り座は限られていました。ただ、日曜の割には釣人も少なく、これはおそらく短くなった夏休みのせいでしょう。結果、埠頭先端の好ポイントで竿を出すことが出来ました。
最近はジギングやロックフィッシュが主流となり、サビキや投げ釣りは取り残されたアナログといった感じです。少ない釣り人のほとんどもジギングをしており、ただ誰の竿にも魚はかかっていないようでした。サビキを始めた我々にも1時間ほど当たりはなく、「今日はオカズを買って帰らなきゃならないかも」と話していた矢先、置き竿が引き込まれました。上がってきたのは15センチメートルほどの小アジ。アジは回遊魚。一度釣れると続けて釣れるはず。その通り、それから1時間足らずでサバ混じりで小アジ十数匹。息子と二人、日没間際の楽しい時間を過ごしました。
釣れたアジは3枚におろして鮮度抜群のタタキに変身。サバの塩焼きとともにおいしく頂きました。思い立って家を出てから3時間余り。港町ならではの娯楽とご馳走です。
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