閑散第2波現実に・・・
ここ数年、12~2月の函館観光業界はインバウンドに依存しており、加えて冬季のイベントが軒並み中止や縮小されることから、GOTOトラベル効果があったとしても再度落ち込むであろうことは想定しておりました。そこに新型コロナ感染が再拡大し、GOTO札幌自粛がとどめを刺す形となっています。
11月中旬までGOTO効果で回復気味だった当地観光業界も、札幌を中心としたコロナ感染拡大が報道されるようになると旗色が変わり、当ホテルでは言われる程のキャンセルこそ発生しませんでしたが、予約のペースが急速に落ちはじめました。当地のGOTO効果は道内客が中心。その大半が札幌圏ということで、ここが絶たれるとGOTO前に逆戻りと言っても過言ではありません。観光のみならずビジネス需要も途絶え、年末を除くと当月の入込はコロナショックが始まった3月に近いものがあります。
札幌では同業の再休業が増加し、一部大型施設は2月いっぱいまでの休業を決定しました。来年の札幌雪祭り効果はないものと早々に判断したのでしょう。函館でも現在冬の一大イベントであるクリスマスファンタジーが開催されていますが、人気のスープバーやステージイベントが密回避のため実施されず、ツリーと18時過ぎの花火だけが光を放っています。これも、まあ良いのですが・・・。
そんな訳で、当月の観光客入込みは大幅に落ち込むことになるでしょう。足下は支出を極力抑えることが肝心。暖かくなりコロナの再拡大が収まるであろう3月からが勝負と考えています。本当に回復するのには更に1年を要する覚悟を持って今後の経営に当たる所存です。
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