改めて重要スポーツコンベンション
9月中旬、話題となったアイアンマン(トライアスロン)の全国大会の陰に隠れて?、函館でサッカーの全国大会が開催されていたことを知る人は少ないでしょう。工業高等専門学校(高専)の全国大会です。残念ながら地元函館高専は出場していなかったこともあり、メディアに取り上げられることはありませんでした。
しかしこの大会はJFA(日本サッカー協会)公認で、全国から16チームが集結しての大きな大会です。1、2回戦を函館フットボールパークで行い、準決、決勝は千代台陸上競技場で行われた本格的な全国大会でした。9月の連休中、かつ北斗市などで行われたアイアンマンの大会と重なったこともあり、この間の市内ホテルはGW並の満室状態。”負け帰り”が無かったサッカー1校とアイアンマン出場チームも受入れた当ホテルは、お陰様で連休の前後も合わせてフル稼働でした。
フットボールパークが出来たお陰で、函館で全国規模のサッカー大会も開催できることが証明された訳です。このような大会が開催されると、選手の連泊だけではなく、応援に家族も駆けつけます。データでも明らかですが、規模が大きいスポーツの大会が開催された月は、目に見えて1人当りの平均宿泊数が伸びます。そして宿泊に限らず、飲食、観光等大きな経済効果をもたらすことは明白です。
フットボールパークに限らず、函館アリーナに加え、千代台のテニスコートも増加したことで、ひところと比べ各種スポーツの一定規模の大会の受け皿が充実してきました。宿泊税を取るなら、市はスポーツ合宿を含めたスポーツコンベンションの誘致により力を入れてほしいと思っています。
来月、全国高校サッカーの北海道予選1~3回戦が函館と北斗市で行われます。道内では温暖で比較的雪が少なく、夏も極端に暑くならない気候を生かし、プロスポーツが無い当市では、せめてアマチュアスポーツのメッカとなるくらい、積極的な施策をとってもらいたいものです。
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