経済・政治・国際

2017年12月14日 (木)

ビットコインバブル

Bitcoinビットコインと聞いて、利用したことがある人はわずかでも、初耳という人はほとんどいないと思います。この仮想通貨の直近一年余りのチャートが左の通り。少しでも相場に精通している人から見れば、バブルという言葉が思い浮かぶに違いありません。

ビットコイン相場は今月に入って一段高、月初から2倍以上となり、先週円換算で1ビットコイン250万円台の空前絶後?の高値を付けた後、半値近くまで急落するなど乱高下を続けています。昨年と比較すると一時20倍以上。こんなもの最早通貨ではなく、投機ゲームの対象、史上最大のバブルと呼ばれている17世紀のオランダのチューリップ相場と同じだと思っていたら、それを越したという記事をネット上で見つけました。

バブル相場は必ず弾けます。そして行って来いの過程で、ほんの一握りの勝者と圧倒的多数の敗者を生みます。これから我々はその姿を目の当たりにすることになるでしょう。

幸い、まだビットコイン相場は株式市場のように成熟しておらず、特に日本では参加者も限られています。だからこそ、これだけの乱高下となる訳ですが、既にこれだけの認知度、全く無視できるものではないはずです。これから訪れる急落&長期低迷の過程で、一時的にせよすべての市場を含めた資金の逆流が起こる可能性も秘めています。もちろん、目下好調を続ける日米の株式相場も含めて。

意外な形で世界経済は曲がり角を迎えているのかもしれません。

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2010年5月 7日 (金)

ブラックサーズデイ ~懲りない投機マネー~

1929年10月24日(木)、ニューヨーク株式市場はGM(ゼネラルモーターズ)株の急落をきっかけに全面安となりました。この日は当日中に銀行による買い支えが行われたため急速に値を戻し、落ち着きを見せました。大暴落のイメージが強いブラックサーズデイですが、株式市場の暴落は翌週以降、あくまで世界恐慌のきっかけとなった1日としての位置付けです。

2010年5月6日(木)、ニューヨークダウはP&G(プロクターアンドギャンブル)株の大幅安を発端に、一時1000ドル近く急落、その後急速に値を戻し347ドル安で取引を終えました。原因は誤発注ともコンピューター取引による影響とも取りざたされていますが、投機的な動きが加熱していなければ、このような変動は起こりません。ギリシャの混乱に代表される、ソブリンリスク(外国国債投資へのリスク)の問題が懸念される中、来週にかけて、世界の株式市場はどのような動きをみせるのでしょうか。

Nydow

1929年のブラックサーズデイは、上昇しつづけ加熱していた株式市場の転換となる初動の下げ。一方、今回の急落は、2007年に高値を付け、2008年秋の暴落を経た後の戻り相場で起こっている動きで、根本的にシチュエーションが違います。しかし、明らかな共通点は先程も記した投機熱。リーマンショックを忘れたかのような、株、原油、金の短期上昇は、新興国の経済回復だけでは説明がつきません。

調べてみると、1929年のアメリカや1989年の日本の株式市場など、相場の大転換となる暴落は波動の高値から安値まで約3年を要しているケースが非常に多いことがわかります。バブルがはじけて大きく下げた後、国家レベルでの対策で一度は持ち直しますが、投機熱が冷め切らない中での対策は、再度の引き締めが必要になります。今回の指標は、中国上海株式市場。2007年秋に高値を付けた同市場は、暴落を経て他国に先駆け翌年秋以降に反騰、このたびもニューヨークダウより早く戻り高値を形成し、現在下げを加速しつつあります。

この秋、世界の株式市場は再度安値を試しにいく可能性があると考えています。その過程で、当然ながら様々の問題が浮上し、日本経済にも少なからぬ影響が及ぶでしょう。回復基調にあり、好材料の多い今年の函館観光も、手放しで楽観はできないと思っています。

函館のホテルにもその資金が入っていた、日本を代表する投資ファンドグループ「ダビンチ・ホールディングス」の行き詰まりは、我々業界や地域経済にとって小さなニュースではありません。リスクに無頓着なお金が注入されたことにより、足元の環境に関係なく宿泊施設が増加し、目先の資金繰りに心配が無いため、利益が出なくても低価格競争が繰り広げられている異常な世界が正常に戻らない限り、この度の不況は終了しないと思います。

相場は当たるも八卦、外れるも八卦。しかし、変化は確実に起こります。

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