復旧へ
おそらく、一生に一度あるか無いかの自然災害。それでも、被害の大きかった所に比べると極々軽いものなのかもしれません。昨日、今日と当ホテルだけではなく周辺施設、津波の被害を受けた函館朝市の店舗で働く従業員、総出で復旧作業を行いました。多くの函館市職員も手伝いに訪れ、お陰で思った以上に早いペースで復旧が進んでいます。当ホテル1階のテナントに入居するラーメン屋さんを始め、一部店舗では営業を再開しています。
直接的な影響は少なかった当ホテルも、今日までに完全復旧。通常通り営業します。まだ、交通網が混乱しており、帰れないお客様も数多くいると予想されるため、被災時特別料金で客室を提供することにしております(詳しくは当ホテルHPへ)。
一方、躯体やシャッターなど目に見える被災とは別に、テナントの電気設備や駐車場の券売機、重油を階上に上げるモーターなど、再起不能に陥っている設備も数多く、その回復にどれくらいの費用がかかるか、今のところ想像もつきません。これからの観光シーズンへの影響も必至で、厳しい経営を余儀なくされるところですが、それ以上に今後日本経済は大変なことになっていくことでしょう。すべてを失い路頭に迷う被災者がいる傍ら、特需により恩恵を受ける業界も出てきます。この不公平を、最小限に収めるよう、政府には慎重な舵取りを行ってもらいたいものです。
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