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2025年2月 5日 (水)

発信不足?冬のアクティビティー

道南函館は、道内では比較的温暖で降雪量も少ないため、ウィンタースポーツがあまり盛んでは無く、雪を使ったイベントが少ないのが観光面での弱点となっています。コロナ禍を経て、戻ってきたインバウンドの嗜好がモノ消費からコト消費に移っていることもあり、道内他地域と比較するとその数が見劣っているのが現実です。

しかし、観光客が楽しめる冬のアクティビティーが無いのかというと決してそんなことはありません。函館から北へ約30㎞。大沼国定公園周辺は函館より標高が高いこともあり、気温も低く降雪量も多い地域です。近くには七飯スノーパークというスキー場もあり、雪質も道内有名スキー場と比べても見劣るものではありません。道南とはいえここは北海道です。また、このゲレンデは比較的なだらかなため、初心者の方が楽しめるコースだと思います。スキーやスノボの経験が少ない、アジアの観光客にはうってつけではないかと思うところです。

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また公園内の湖(沼?)は冬期間氷結し、わかさぎの穴釣りやスノーモービルなども楽しむことができます。冬のアクティビティーを満喫できる環境が整っているのです。難点があるとすれば、函館市内からの移動手段。外国人観光客にとっては、レンタカー以外に便利な交通手段がありません。解決には自治体や業界を超えての連携が必要になってきます。

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一方、函館市内では冬期間、競輪場が市民スケート場として利用されています。今のところ観光資源としての発想は無いようですが、東南アジアの観光客にとってスケート体験というのは魅力的に映るかもしれません。

函館の冬はオフシーズン。その集客にあの手この手と考えられていますが、今あるものの発信次第で、魅力度を高められるのではと思うこのごろです。

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