蝦夷梅雨?本梅雨?
北海道には梅雨がありません。しかし、これはあくまで気象庁が定義したことであり、特に津軽海峡を挟んで本州から最短17㎞しか離れていない道南では、梅雨前線の影響を受けて本州のような長雨が続くこともあります。ただし、これは数年に一度のレベル。どちらかといえば6月中旬から7月上旬のこの時期、オホーツク高気圧の勢力が強い時は、”やませ”の影響で肌寒い曇天が続く「蝦夷梅雨」と呼ばれる気候が多いのが特徴でした。
しかし近年、温暖化の影響か道南函館では蝦夷梅雨的な肌寒さは無くなり、本当の梅雨のような長雨あるいは豪雨に見舞われることが珍しくなくなってきたように思われます。以前は盛夏前のこれからの時期、暑すぎず比較的湿度も低い晴天が続く良い印象を持っていたのですが、この先の天気予報を見ても気温も高めで雨のマークが続いています。
海水温が上昇すると梅雨前線の勢力が衰えず、北海道に影響を及ぼすケースも増えるそうです。今後、当地の7月は梅雨と呼ばれるようになるかもしれません。
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