« 2023年11月 | トップページ | 2024年1月 »

2023年12月

2023年12月30日 (土)

最後の年賀状

一昨年くらいからでしょうか。多くの企業を中心に年賀状廃止のお知らせが届くようになりました。当ホテルでは業種特性もあり、販促をも兼ねることから当面継続するつもりでおりましたが、本音を言えば来年からは”はがき料金”も値上がりするし、年末の手間も省けることから、今回をもって賀状での挨拶を最後とすることにしました。

思えば私の息子達の世代は、かなり前から年初の挨拶はメールやLINEで済ませ、年賀状のやりとりの習慣は無くなっていたようでした。年賀状廃止の理由として、「自然環境意識の高まり」はともかくとして、「デジタル化社会への移行」というのはほぼ間違いない理由です。日本郵政では収益源の柱のひとつである年賀状習慣の継続のためCMに力を入れているようですが、今後、加速度的に衰退していくものと思われます。

ほぼ週一ペースとなったブログもこれが今年最後です。最後となる当ホテルの年賀状を一足早く公開し、挨拶に代えさせて頂きます。皆様、良いお年を。

2024nennga2

多くの人に読んで頂くため、参考になったらクリックして下さい。

↓↓↓

にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 函館市情報へ
にほんブログ村 

2023年12月25日 (月)

想定以上と誤算と・・・2023年度

年齢を重ねるごとに時の経過が早く感じるのは誰もが一緒のようですが、気が付けば今年もあっと言う間に年の瀬を迎えています。本格的な脱コロナ初年度、宿泊業の立場から改めて今年を振り返ってみたいと思います。

2023yakei

新年度となった4月、新型コロナが5類に引き下げられるのを前に、明らかに前年とは雰囲気が異なっていました。桜が早く開花したことに加え、当ホテル的な特需もあって、単月で早くもコロナ前の入込みを上回りました。政府は敢えて5類引き下げをGW後に設定したようですが、それとは関係なくGWは活況。その後、多少浮き沈みはありながら、新年度を前に回復を見込んで立てた今年度予算を上回って推移していました。やや、誤算だったのは、思ったほどインバウンドが回復してこないこと。クルーズ船の寄港が順調で、市内では外国人の姿が目立って増えはしたものの、彼らは宿泊しません。なので、市内有名観光施設や飲食店ほど,我々の業界はその恩恵を受けてはいません。

一方、トップシーズンは医学系学会やインターハイといった大型コンベンションが相次ぎ、平日でも市内全体が満室となることも多く、単価上昇とともに想定を上回る売上を計上できました。また、当ホテル的には特需的な要素もあって、シングルルームの稼働が好調に推移しました。これは、人手不足により、一部客室数が多いホテルで全客室を販売できない状況もあった影響ではないかと推測しています。逆に当ホテルの特徴でもある、1室4名以上の定員を擁する広い客室の稼働は、インバウンドが戻らないこともあって思ったほど伸びていません。これには、コロナ禍中に建設された複数のホテルが、インバウンド需要を見越して同様の客室を増やしていることに影響されている部分もあると思っています。

更なる誤算は、11月以降、オフシーズンになっても一向にインバウンドが増えてこないことです。函館空港の国際線は少しずつ増えてはいるものの、今のところ団体客が中心で個人旅行の需要まで受入れられる状況ではありません。他施設の状況を聞いても、インバウンドの団体を受入れている比較的大きな施設の一部にはコロナ前並にインバウンド比率が高まっているところもあれば、当ホテルのように少ないままのところも多いようです。それでも、皆無に近かった前年度と比較すれば何十倍にもなるのですが。

そんな訳で、クリスマスファンタジーが開催された当月まではそこそこの稼働を維持することができたものの、”本格的オフシーズン”となる1月2月の予約動向は寂しい限りです。早くコロナ前レベルまでインバウンドが増えてくれなければ、年度を通してコロナ前に戻るのは難しいかと考えるところです。

様々なものの値上がりを考慮すると、先々に不安を覚えるところではありますが、戻り基調は不変です。より良い来年に期待して年を越したいと思います。

多くの人に読んで頂くため、参考になったらクリックして下さい。

↓↓↓

 にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 函館市情報へ
にほんブログ村

2023年12月16日 (土)

やっと・・・函館駅にも交通系カード

今日の函館新聞の記事です。来年春のダイヤ改正に合わせ、函館駅の改札で、ようやくSUICAなどの交通系カードが使えるようになるとのことです。

2023suica

函館の経済界では、北海道新幹線開業当時から函館駅での交通系IC導入を要請していましたが、JR北海道では莫大な費用がかかるとのことで見送られてきた経緯があります。一方で、函館市内では国からの補助があったとはいえ、函館バスや市電での交通系カードの利用が可能となっていたことから、もっと早くできたのではという思いが強いのが事実です。

北海道新幹線で新函館北斗駅に着くと、函館駅への乗継ぎの際、「えきねっと」などでスマホ決済にしていると、一旦改札を出て”函館ライナー”の切符を改めて購入しなくてはなりませんでした。何度も利用している函館市民であれば理解できていても、初めて新幹線を利用して函館に向かう人が如何に戸惑うか、想像に難くありません。なにせ、新函館北斗の駅には始めから交通系カード対応の自動改札機が備わっているのですから。

何はともあれ、函館駅もようやく全国の主要駅の仲間入りができることになります。尚、函館駅のみならず函館⇔新函館北斗間の各駅にも交通系カード対応の自動改札機が設置されるとのこと。新幹線札幌延伸を前に、並行在来線となる各駅にこれだけの投資をしてくれるのだから、現函館駅への新幹線乗入れも満更ではないのかな?

多くの人に読んで頂くため、参考になったらクリックして下さい。

↓↓↓

 にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 函館市情報へ
にほんブログ村

2023年12月12日 (火)

とびだしとび太

最近、出勤路でもある函館の海岸道路、通称”漁火通”沿いに、珍しい標識があることが気になっていました。その先では、橋の架け替え工事が行われていることから、近年、様々なパターンが増えた工事標識のひとつかなという感覚でおりました。

 寒くなってゴルフも終了し暇になった日曜日、映画館は50歳以上の夫婦は割引料金となることを知って、妻と数十年振りに映画鑑賞に行ってきました。観たのは「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」。そこで、思わず「こいつだ!」と声を上げそうになってしまったのが、映画に出てきた気になっていた道路標識。

2023tobita


何とこれは滋賀県発祥の道路標識で「とびだしとん太」という、当地では当たり前の道路標識だと言うのです。曰く、滋賀県では人口より多い数が設置されており、この標識によって交通事故が激減したとか(BY翔んで埼玉~)。そういえば、一度この標識が目に入り、一瞬ブレーキを踏みそうになったことも。

とびだしとん太は、遠く北海道函館でも活躍しています。

多くの人に読んで頂くため、参考になったらクリックして下さい。

↓↓↓

 にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 函館市情報へ
にほんブログ村

2023年12月 2日 (土)

2023はこだてクリスマスファンタジー開催中

函館の冬の風物詩、はこだてクリスマスファンタジーが昨日開幕しました。会場となるベイエリア金森倉庫前では、12月25日までの25日間、18時すぎのツリー点灯式と同時に毎日花火が打ち上げられます(下の画像は昨日の会場の様子、函館新聞電子版より)。

2023xmas4

今年はステージイベントはありませんが、目玉となっているのは昨年より大幅に種類が増えたスープバーのスープです。食材の上昇から昨年より100円上がって一杯700円となりましたが、海に浮かぶ巨大ツリーと花火を眺めながらおいしいスープを堪能するのが、このイベントの定番となりました。

2023xmas2

会場周辺にはレストランや土産店も集積しており、冬の夜のひとときを過ごすのには最適です。市民にも支持され25年以上続くクリスマスファンタジー。是非、冬の函館にお越し下さい。

多くの人に読んで頂くため、参考になったらクリックして下さい。

↓↓↓

 にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 函館市情報へ
にほんブログ村

« 2023年11月 | トップページ | 2024年1月 »