この夏は数百年に一度の暑さ!?
全国的に異常ともいえる暑さだったこの夏は、各地で観測史上最高を更新するのが当たり前だったようです。ここ函館も多分に漏れず、多くの記録を塗り替えました。ただ、他と違うのは函館の気象台は日本最古。151年前から観測を始めており、観測史上最高の重みが異なります。
この夏、函館で過去151年で最高となった主な記録を列挙してみます。
最高気温 35.4℃(過去最高33.9℃/2021年)
日最低気温の過去最高 26.1℃(24.9℃/2013年)
月平均気温の過去最高 26.5℃(25.2℃/1876年)
日最高気温の月平均値 30.3℃(28.4℃/1999年)
真夏日の日数 26日(18日/2012年)
熱帯夜の日数 8日(1日/2013年他※多分)
・・・と、初めて猛暑日を記録し、過去1度も無かった最低気温が25℃以上となった日が6日もあるなど、150年の観測史上の過去最高を大幅に更新したのがこの夏でした。これはもう100年に一度レベルではなく、数百年に一度?縄文時代は今よりかなり暖かかったという説があるので、そのとき以来の記録なのかもしれません。ちなみに、8月の月平均気温26.5℃というのは、東京都心の8月の過去30年の平均気温(26.9℃)と遜色ありません。
問題はこの気候が本当に数百年に一度程度しか起きない現象なのか、それとも温暖化が加速し、これが当たり前になっていくのか。これは数年先まで経験してみないと分かりませんが、年々気温が高くなっているのは数字で証明されています。この先も、平年よりかなり高い気温が続きそうなので、記録はまだ塗り替えられるかもしれません。
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