エスコンフィールド北海道
この前の日曜日、朝から小樽で会議の予定が入りました。朝一の丘珠便を使えばギリギリ間に合うと思ったら、ビジネスユースが少ない日曜にこの便は無く、また、早朝から車を運転する気力など持ち合わせていません。なので、札幌に前泊することにしました。と、この日は日本ハムファイターズのホームゲームがあるではないですか。無事、チケットも取れたので、初エスコンフィールドとすることにしました。
札幌駅から約20分、北広島駅からは徒歩を選択してさらに20分。札幌ドームよりはやや不便なものの、初めてということもあって苦にはなりません。北広島高校グランドの隣に、この場所には似つかない巨大な建物が現れました。14時の試合開始ですが、せっかくなので12時前に入場して、球場内の見学と場内で昼食をとることにしました。しかし、考えることは皆同じのようで、場内のレストランや店舗はどこも大混雑。いろいろな場所も見たかったのですが、そんな余裕も無さそうです。人だかりが出来ていたダルビッシュと大谷選手が描かれた壁画の写真を撮って、列に並んで広島風お好み焼きを食べることにしました。
そう、この球場は従来のスタジアムとは異なり、食べ物のテイクアウトだけではなく数多くのレストランや飲食スペースが設けてあります。20分以上並んで、場内で生成されているというクラフトビールとおいしいお好み焼きを頂いたのですが、後で考えると別の手段をとった方が良かったことに気付きました。
スタンドは基本3階建て。しかし、そこそこ傾斜があり、これも他のスタジアムと違いスタンド後方でも決して遠く感じることはありません。また、札幌ドームのように前方に座っても長い階段を上る構造にはなっていません。試合が始まってしばらくすると、チケットを取ったとき、ほぼ満席だったはずの私のブロックに多くの空席があることに気付きました。その理由は間もなく分かりました。場内には魅力的な飲食スペースが多数あり、また、至る所にテレビが配置されており、飲み食いしながら試合の行方を知ることができることから、そちらで過ごす人も少なくありません。
また、この日は日ハムの見せ場がほとんど無く、コールドゲーム的な一方的な展開となったこともあって、スタンドよりも場内の飲食スペースが賑わっているようでした。かく言う私も、試合後半には、テレビで紹介されていた「七つ星横丁」で居酒屋モード。当然のことながら、試合中はどこの店舗も極端に並ぶ必要はありません。ここに限らず、本物の居酒屋的な店舗もあって、そこに腰を据えるひとも少なくありませんでした。このスタジアムには他にも様々な娯楽施設があるようで、今までの野球場とは明らかに異なるボールパークの様相です。
もう一つ特徴的だったのは、ここでは一切現金は使えません。カードやスマホ決済が必須で、通路から遠い席だった私は売り子からビールを買うために、横に並ぶ観客に現金ではなくスマホをリレー形式で渡してもらい支払いを済ませました。また、開幕時に言われていた、行き帰りの混雑も、追加の対策がされたせいかほとんどストレスもなく、帰りはスムーズに駅までの連絡バスに乗り、駅のホームも然程混むことなく帰路につけました。
早くも最下位に沈む日ハムの不甲斐ない戦いに、エスコンフィールドも空席が目立ち始めているようですが、野球観戦以外にも楽しめるこのボールパークは、一度足を運ぶ価値のある場所です。私も何度もリピートすることになるでしょう。後は、もっと頑張れ北海道日本ハムファイターズ!
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