最高のエンターテイメント
我らが北海道日本ハムファイターズ。今年は始めからあまり期待はしておりませんでしたが、パ・リーグ断トツの最下位に沈んでしまいました。例年であれば、終盤になって下位に低迷するチームには興味を失ってしまうものですが、今年は最後まで、BS、CS,DAZNを通じてテレビ中継を見続けました。
新庄BIGBOSSの采配により、若手選手が台頭。おそらく、他チームだったら1軍に名を連ねることすら無かったであろう、ドラフト8位、9位の新人がチームの中核をなし、高い潜在能力を持ちながら力を発揮できなかった選手を我慢強く使い続けることで結果が出始めました。チームの成長を感じることで、勝敗以上の魅力を感じた年でした。
更にPLAYだけでなく、「きつねダンス」が全国区になるなど、魅せる部分では12球団トップクラスだったのではないでしょうか。極めつきは昨日の札幌ドーム最終戦。試合終了後のセレモニーは、満員の観衆が帰ることなく”新庄監督”の脱BIGBOSS宣言を見届けました。古いファンからすれば、ヤリすぎの声が上がるのも無理のないところですが、日ハムファンとしては十分楽しませてもらいました。
思えばファイターズ人気が北海道に根付いたのは、大リーグから日ハムに移籍した新庄選手が、当時のプロ野球の常識を覆す派手なパフォーマンスで、野球に興味の無かった人達まで引きつけ、更には結果までも残した成果でした。今、そのときと同じ匂いを感じつつあります。来年の我らが北海道日本ハムが楽しみでなりません。
昨日の日ハム試合後のセレモニーを観て、日本人にとってプロ野球は最高のエンターテイメントだと改めて感じました。
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