線状降水帯?
昨夜の雨は、比較的降水量が少ない函館では滅多に経験することが無いような激しさでした。地盤が良い(らしい?)丘の上にある自宅に既に帰宅していた私は雨音に驚いていた程度でしたが、激雨時に運転していた人達に聞くと、街の中心部の所々では冠水し、川の水位も見たことのない高さにまで達し、恐怖すら覚えたとのこと。
それもそのはず、自宅から直線距離で3㎞ほどの函館空港では午後8時頃までの1時間に81㎜、函館地方気象台でも64㎜と、いずれも1時間あたりの降水量としては観測史上最大とのことでした。その時間帯の雨雲レーダーを確認してみると、函館近郊に集中して次々と強い降水帯が流れ込んでいるいるのがわかります。これを最近よく聞く線状降水帯と言うのでしょうか。
大きな災害をもたらす線状降水帯は内地(函館では本州以南のことをこのように呼ぶことがある)のものだと勝手に思っていましたが、気温の上昇とともに、当地でも当たり前のこととなるのでしょうか。そういえば、昨日の蒸し暑さは、梅雨末期に東京などに出張したときに体感するのと変わりないものでした。
そう遠くないうちに、函館でも酷暑日や熱帯夜が記録されるかもしれません。
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