道内暴風雪!交通網分断の煽り!?
二日半の強行軍で函館⇔網走往復を試みたのがそもそもの失敗だったのかも知れません。
先週土曜日の午後、特急北斗に乗って函館を発ちました。翌々日には、オホーツク海上で低気圧が台風並みに発達する天気図を確認していたので、1日延泊となることは覚悟していました。道内が蔓延防止措置対象地域となっても、事前に購入していたJR北海道の周遊パスが有効だったことと、我々以上に厳しいであろう繁忙期となるはずだった網走の同業者の一助になれればという思いもありました。それ以上に、私自身がマンボウで公私共々暇を持て余す中、人生の4分の3を北海道で過ごしながら、一度も目にしたことの無い流氷を見たかったのが最大の要因です。
札幌に前泊したあと、翌朝早朝に特急オホーツクに乗って網走に。早速向かった砕氷船オーロラ号乗り場には、観光バスも数台停車していて、思った以上の観光客がおりました。最も、マンボウでなければこの時期大混雑のはずです。今日は流氷が見られないと聞き一瞬脱力しながらも、とりあえず船に乗ると、海一面とはいかないまでも流氷の塊を見ることができ十分満足できました。
網走でのもうひとつの楽しみはオホーツクの海の幸。15年余り前に訪れたときは「キンキ」の味に感動しました。問題は日曜日の夜ということで、マンボウの下、開店している店があるかどうかが心配でした。事前の調べで、数店あること確認できたので、夜早めに訪れることにしました。驚いたのは数少なく開店していたそれらの店は、いずれも予約で一杯。多くはない観光客がそれらの店に集中したものと思われます。マンボウで時短とはいえ、これら数少ない店は大盛況。加えて助成金も入ってくるはずです。つくづく重要なのは需給バランスであることを思い知らされました。
大変だったのは翌日以降。予定通り暴風雪となり、オホーツク地方のみならず全道的な大雪で、陸も空も道内の交通網は全面ストップ。指定券を変更するため、ホテルから駅までわずか500mの距離すら経験したことのない猛吹雪に身の危険を感じました。夜も外に出るのが危険なためホテルで夕食をとることにすると、私たち同様帰れず延泊したと思われる宿泊客で夕食会場は盛況。悪天候転じ、宿泊した地元資本のホテルは、少なくとも当ホテルからすればうらやましいほどの売上を上げているはずです。
情報によれば網走3日目もJRは動きそうにありません。少しでも函館に近づこうと、午後に道路が開通して動いた女満別空港行きのバスに乗り、そこからさらにバスで北見まで。その日は北見で一泊し、ようやく動いたJRで翌日札幌までは行くことができました。しかし北斗は運休で、翌日も怪しいとのこと。雪深い札幌のホテルで翌日夜の高速バスの空きを見つけネット予約。寒空の下、1時間半遅れのニュースター号に初めて乗車し、自宅に戻れたのは家を出てから7日目となる昨日の深夜1時過ぎ。
未だ札幌⇔函館間の特急北斗は運休中。お得な周遊パスの何倍もの旅費をかけて長旅は終了しました。そんな訳で、約10日振りのブログ更新となりました。あ~、疲れた。
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