« チャイナリスク | トップページ | モデルナ接種2回目 »

2021年9月25日 (土)

コロナより怖い供給過剰

専門家の予想とは裏腹に、新型コロナの感染者は全国的に急速に減少し、ようやく発信力がある方達から緊急事態宣言などの人流抑制策に対する懐疑的な意見が聞かれるようになりました。冷静に様々なデータを分析していれば、素人目にもこのウイルスは多少の対策とは関係なく、ウイルスの事情で増減を繰り返していることがわかるはずです。

季節の影響を受けるであろうこのウイルスは、これから冬にかけて再流行することも十分考えられますが、ワクチン接種が急速に進んだ我が国では、次の山は低くなり重症化率も低下、仮にウイルスの事情で感染力がさらに強くなったとしてもそれと反比例して毒性は弱くなるものと考えられます。日本医師会に対する批判の声も相まって、この先、緊急事態宣言などは発せられないだろうと思う次第です。コロナによる経済活動の停滞はこの冬をボトムに、来春くらいからは急速に回復に向かうものと予測しています。

一方、我々の業界は一筋縄にはいかないものと覚悟しています。当地に限ったことではありませんが、インバウンドで賑わっていたころに計画された宿泊施設が、このコロナ禍の大底に次々と完成し、大都市や観光地を中心に宿泊施設の供給過剰が顕著になっています。この函館駅周辺においても、コロナ前の3年前と比較して規模の大きなホテルが7棟も増加、さらに間もなく完成する施設や建設中のものもあるというところです。

2021htl

仮に宿泊需要が急速に回復したとしても、供給数が倍増したとすると、既存施設はコロナ以前の半数、新設優位なこの業界では更に下回ることでしょう。加えて、国内需要は様々な施策で回復したとしても、インバウンドが回復するには更に時間を要するものと覚悟しなくてはなりません。国内経済が回復すると、今行われている金融面での支援策は打ち切られることでしょう。そのような中、借りたお金は返さなくてはなりません。仮に収支トントンとなったところで、手元資金は減少の一途です。

自然災害やパンデミックによる落込みは必ず回復に向かいます。しかし、受給バランスが崩壊すると簡単に事は治まりません。供給に見合った需要の回復が期待できない以上、正常な状態に戻るには供給数の減少、すなわち淘汰以外にはあり得ません。

宿泊業界、これからが本当の経営手腕が試されるところです。

多くの人に読んで頂くため、参考になったらクリックして下さい。

↓↓↓

 にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 函館情報へ
にほんブログ村

« チャイナリスク | トップページ | モデルナ接種2回目 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

函館の経済・行政etc」カテゴリの記事

函館観光」カテゴリの記事