最高の娯楽
娯楽の対象となるものは人によって様々でしょうが、私にとって一番の娯楽はスポーツ観戦です。しかし、残念ながら函館にはプロスポーツチームは存在せず、今年こそプロ野球の非公式戦が複数組まれているものの、ここ数年プロ野球もJリーグも函館で公式戦は組まれていません。おまけに贔屓の日本ハムファイターズは最下位の体たらく。本来なら盛り上がるはずの東京オリンピックもどうなることか・・・。
そんな中、毎年楽しみにしている数少ない生スポーツ観戦は高校野球。高校球児だった次男が卒業してしまったため、今年からは母校の応援に回帰。ちなみに私も元高校球児でした。
さて、その母校、今年は不利とみられていた1回戦、シード校に逆転サヨナラ勝ち。準決勝も最終回に2点差を追いつき、延長戦を制しました。経験的にトーナメントでこういう厳しい試合を勝ち上がるチームは強くなります。絶対的な優勝候補との代表決定戦も可能性を感じ、昨日、球場に足を運びました。
試合は期待通りの接戦となり、0-2で迎えた9回裏、3度目の正直となるまさかの同点劇。延長戦も再三のピンチを紙一重でしのぎ、久々の南北海道大会進出を期待させましたが、昨年より採用された延長タイブレーク方式で惜しくも撃沈。しかし手に汗を握る好ゲームで、両チームの親御さん、そして私を含めこの試合を最後まで見届けた高校野球ファンは大満足だったのではないでしょうか。母校の選手はさぞ悔しい思いをしたでしょうが、この支部予選激戦の3試合は、南北海道大会出場に匹敵する、一生の思い出として残ることでしょう。それにしても、心情的にプロ野球を明らかに超越する戦いをわずか500円で観られるのですから、これぞ最高の娯楽です。
ところで、この試合、市内伝統校が出場する代表決定戦、しかも日曜日の試合ということもあって、球場には多くのファンが駆けつけていました。一般のファンが見守るネット裏席に限れば、ざっと3分の1程度が埋まっていたのではないでしょうか。おそらく、東京オリンピックが有観客開催となった場合の国立競技場はこんな感じになると思われます。断言できますが、このような環境下、少なくとも会場が起因となって新型コロナはおろかインフルエンザも風邪も広まることなどあり得ません。日差しが注ぐ風通しが良い外のスタンドで、好ゲームに興奮して免疫力も高まることでしょう。オリンピックの無観客開催を主張する人達に、一石を投じたいところです。
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