なるか市電延伸
久々に期待が持てる話題です。
本日の日本経済新聞北海道版の記事。現在、湯の川停留所が東側終着となっている函館市電を、函館空港まで延伸できないか模索中とのことです。
この構想、以前から市民や識者から要望があったものですが、その採算性から中々具体的な検討に至っておりませんでした。ところが空港民営化とともにその母体となる北海道エアポートが関心を示していることで、俄に現実味を帯びてきました。湯の川電停から函館空港まで約4㎞。記事によると1日あたり1700人ほどの利用があれば採算が合うそうです。平時、函館空港の利用は1日あたり4500人ということなので不可能な数字ではありません。
もちろん、市電が通っても市民の多くは車を利用することでしょうし、函館駅からは30分以上。空港が市街地から近いとはいえ、駅との往復を考えるなら直通バスが便利です。ただ、路面電車が希少価値になった現代、観光客にとって魅力的なことも事実。記事によると国内に路面電車が乗り入れる空港は皆無で、世界でも実例はわずかとのこと。”国際観光都市”函館の魅力を高めること間違いありません。
今後の成り行きを見守っていきたいと思います。
多くの人に読んで頂くため、参考になったらクリックして下さい。
↓↓↓
« 5G | トップページ | 私的チャーハン市内ランキング »
「函館の経済・行政etc」カテゴリの記事
- 函館の新型コロナ収束!?(2021.03.02)
- 函館新外環状道路(2021.02.23)
- なるか市電延伸(2021.01.15)
- 保証の無い緊急事態宣言(2020.12.15)
- GOTO停止は混乱を招くだけ(2020.12.11)