自助
GOTOトラベルの停止とは無関係に全国的に新型コロナの感染が拡大し、首都圏では緊急事態宣言の発動にまで至ることになりました。冬に風邪が流行るように、風邪の仲間である新型コロナも必然的に気温の低下とともに再流行しています。旅行の移動による感染拡大なんかより、人口密度の高い地域での”密”の多さの方がよっぽど危険であることが証明されたと言ったら怒られてしまうでしょうか。
市中感染が広まってしまっている以上、最強クラスの寒波が何度も襲ってくるこの冬、簡単には感染拡大は収まらないでしょう。むしろ検査を増やせば増やすだけ感染者が顕在化し、今の制度では医療体制も対応する保健所の機能もオーバーフローしてしまうことは目に見えています。この病を指定感染症から外すか、昨年春先のように意図的にPCR検査を抑制しない限り、この中途半端なパニックは収まらないものと考えます。
今回、緊急事態宣言が発せられても、道内はもちろん首都圏においても我々宿泊業界はじめ、飲食業界以外には休業要請されることはないと思います。それは同時にセットとなる財政的支援を受けられないことを意味します。予算も無尽蔵にあるわけではないのでやむを得ないことでしょうが、GOTOトラベルの停止が延長され、経済活動が一段と冷え込むと、地方の観光業界も緊急事態を宣言されていると同等です。
最早、国や自治体に頼ることなく自らの危機は自らで守る自助の段階に入っていることを覚悟しなくてはなりません。自助の先に公助はありません。このようなことも想定して、当ホテルは休業を選択しています。この特別な時代、自主的な休業は恥ずべきことではないと考えました。あらゆる手段を使って生き残っていかなくてはなりません。試練はまだ1年以上続くものと想定しています。
多くの人に読んで頂くため、参考になったらクリックして下さい。
↓↓↓
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 5G(2021.01.11)
- 厳しい冬(2021.01.08)
- 自助(2021.01.05)
- どうなる来年(2020.12.29)
- 変遷加速、慣例・習慣(2020.12.18)
「ホテルニューオーテからのお知らせ」カテゴリの記事
- 自助(2021.01.05)
- 謹賀新年(2021.01.01)
- 臨時休業のお知らせ(2020.12.22)
- 保証の無い緊急事態宣言(2020.12.15)
- 「函館の冬割」で春合宿!(2020.12.05)