変遷加速、慣例・習慣
世の中の慣例や習慣というものは、時代時代によって移り変わっていくものです。ところで、このコロナ禍、様々な分野においてそのスピードが加速しているように見受けられます。
象徴となっているのがリモート何とかに代表されるデジタル・テクノロジーの世界ですが、アナログな我々の業界でいうと店舗型旅行センターの終焉といったところでしょうか。北海道では数年前まで主要駅には当たり前のようにあった「ツインクルプラザ」という駅併設の旅行センターが、あと数ヶ月で完全に無くなります。旅行の個人化とインターネットの普及によって、店舗で旅行商品を購入する人が年々減少し、将来的な閉鎖が決まっていたのですが、新型コロナによる旅行需要の減少でその撤退が前倒しとなりました。
東日本でも「びゅうプラザ」と呼ばれる駅併設の旅行センターの閉店が相次いでおり、「駅に行けば旅行の予約ができる」という少し前までの当たり前の世界が消えゆくことになります。大手旅行代理店においても街中の旅行センターの撤退が相次いでおり、今後旅行の組み立ては携帯端末でおこなうことが慣習となることでしょう。もう、なっているか。
身の周りのことでいうと、最近目立って届いているのが次のようなお知らせです。
年賀状による挨拶を今後は行わないという連絡が来たのは1社や2社ではありません。思えば私の息子たちは、メールやラインなどで年始の挨拶を行っているようで、年々はがきのやりとりが減少し、今やこれがスタンダードになのかもしれません。各社これもコロナ禍、冷静に節約できるものを考えての決断なのかとも思う次第です。日本独特の年賀状文化も消えゆくことになるのでしょうか。
当社では当面賀状による挨拶を行う予定で、本日はお歳暮の発送も行ったところです。デジタル庁が出来る時代、そろそろアナログな発想を転換しないとついていけなくなるのかと迷う今日この頃です。
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