危険な暑さ!?
北海道のしかも海に囲まれた形状の函館では、真夏の最高気温もせいぜい30度前後。ここ数日国内各地で観測されているような猛暑日は、観測史上一度も記録されていません。従って、普通に生活している分には熱中症で倒れるようなことはほとんど無いと言って良いでしょう。
しかし決して油断してはならないことを、昨日思い知らされました。
私はマラソン大会が開催されない今年も、走力維持の為、月間200km走ることを自らに課しています。今月は走行距離が不足していたため、休日だった昨日、20km以上走ることに決めていました。正午の気温は27℃。極端に暑くもなかったので、問題なく走れるものと思っていました。
近くの温泉銭湯を拠点にスタートしたのが午後1時前。3時前には戻ってきたかったので5:30/kmとロングジョグにしては早いペースでランニング開始。しかし、走り始めて間もなくいつも以上に暑さを感じ、給水のために持参した500mlのペットボトルは5km地点で早くもカラになりました。ここで少々異変を感じてペースダウン。後で確認してみるとこの頃ちょうどこの日の最高気温29.7℃を記録していました。アスファルトの上では軽く30℃を超えていたことでしょう。
8kmほど走ったところで、自販機を見つけて麦茶を購入。木陰で休みながら一気飲み。小銭を200円しか持参しなかったことを後悔し、予定変更でコースをショートカット、スタート地点に戻ることにしました。もしスマホを持参していなかったら無事に戻れていなかったかもしれません。自分史上、キャッシュレスの恩恵を最大に感じた瞬間でした。コンビニでPAYPAYを利用して水分確保。その後は軽いめまいの中、攣りそうな足を庇いながら歩いたり走ったり。2時間以上かけて16kmの行程を戻ってきました。
普段、15kmくらいの距離は普通に走っている私ですが、久々に走りながら身の危険を感じました。考えてみれば50代も半ば。体と相談しながら運動をしなければならない年齢です。温泉で体重を計ったら、走りながら2リットルの水分補給をしたにもかかわらず、体重は2kgも落ちていました。
北海道とはいえ、暑さをなめてはいけません。
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