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2020年7月27日 (月)

観戦ロス

7月下旬とは思えない肌寒い曇天の中、息子にとって昨夏以来3期連続の函館支部の代表をかけた最後の戦いは行われました。夏の大会に限れば、所属する野球部は実に9年連続の代表決定戦です。幸い前試合まで降り続いていた雨は、試合開始直前に上がり、試合コンディションとしてはむしろ上々といったところでしょう。

前日の初戦は、先制して有利に試合を進めながらなかなか追加点が奪えず、逆に相手にワンチャンスをものにされて同点に追いつかれた直後、7番打者の柵越え本塁打で勝ち越す劇的な展開。背番号18、公式戦初登板の1年生投手はPL学園1年生だった桑田投手のごとく堂々たる完投勝利で、南北海道大会進出に向けて一筋の光明となっていました。

代表決定戦の相手は公立ながら道内各地から選手が集まる強豪校。正直、当たりたくない相手でしたが、昨秋の結果でシードされることが決まった段階で、ほぼ間違いなく対戦することが決まっていました。試合はツキも敵に味方して序盤から劣勢、大量点に繋がってもおかしくないところを犠飛とパスボールによる2失点に抑え3回を終えました。先発したエースの制球難の印象でしたが、後でテレビの録画を見ると、出塁した走者に相当なプレッシャーを掛けられていたようで、これもチーム力と言わざるを得ません。

流れを変えたのが継投策で、昨秋の大会にはいなかった軟式野球部から転籍した3年生投手が公式戦初登板ながら2イニング1安打無失点。その後引き継いだ前日完投の1年生投手が追加点を許しませんでした。一方、自慢の打線はチャンスにあと1本が出ず、相手の好守にも阻まれて0行進。最終回、無死から四球のランナーを併殺で失ってから粘りを見せ、ツーアウト1,2塁、打者のカウント3ボールノーストライクとあわやサヨナラのチャンスと思われたところが最大の山場。相手投手が上でした。今日の新聞を読むと、対戦する可能性が高かった我がチームを、事前から相当研究していたようで、打者によって守備位置を変えるなど、わずかな差が勝敗を分けたように思えます。

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息子はこの試合2安打で、高校通算公式戦に7試合出場して計10安打4割越え。少年野球時代から本番に強いところを見せてくれました。思えば小学校3年生から約10年。長男のサッカーやバレーも合わせるとこの十数年、子供達の練習や試合を観ることが私の最大の娯楽でした。朝早く起きて遠方への遠征も、移動に1日奪われることも全く苦ではありませんでした。小学校5年生の頃から、ほぼ毎日家の中で様々なものを壊しながら行ったティーバッティングは、親子の一生の思い出となるでしょう。このルーティンが、この敗戦をもって終わりを告げる虚脱感。人生の一幕が降りてしまった感覚です。

わずか2試合で終わってしまいましたが、中止となった夏の甲子園大会に変えて独自大会が開催されたことによって、息子も仲間も掛け替えのない思い出を作ることができました。私の脱力はしばらく続きそうですが、息子には早く切り替えて、新たな目標に向かって進んでほしいものです。

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