夢と消えた甲子園
覚悟はしていましたが、センバツに続いて今年の夏の甲子園大会が中止となってしまいました。
ほんの一握りのエリート選手を除いて、高校3年の夏の大会は選手としての集大成といって過言ではありません。大多数の高校球児は小学生の頃から野球を始め、野球が好きで大好きで、プロ野球選手を目指し、甲子園にあこがれ野球を続けてきました。上のレベルで続けるには自分の実力では難しいとわかっても、夏の甲子園の予選は、将来のプロ野球選手と同じ土俵で真剣勝負ができる最後の華やかな舞台として野球人生を賭けていたはずです。
次男坊も小学校3年生から野球を始め、所属した各年代のチームでは中心選手として活躍してきました。進んだ高校は甲子園を狙えるレベルではありませんが、地区では強豪校のひとつで、夢に向けた最後の戦いを迎えるはずでした。しかし、その夢は元高校球児の父親の夢とともに戦わずして閉ざされてしまいました。辛い思いをしている高3の球児、そしてその親御さんも多いことでしょう。
せめてもの救いは、他競技とは異なり地区大会開催の可能性が残されていることです。甲子園が無くなるのであれば、6月後半から始まる予定だった函館支部予選を2~3週間遅らせ、8月に全道大会を開催すればチーム作りもぎりぎり間に合うはずです。他地域と異なり、北海道では真夏の試合も問題ありません。
野球だけ特別扱いとか言われる筋合いはありません。言うのであればそれを出来なかった高体連に言って下さい。子供達にとってはたった一度の最後の夏。たとえ初戦で敗れたとしても、戦わずして終えるより何十倍もの思い出が残るはずです。
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