長期戦
既に多くの人達は感じていると思いますが、新型コロナによる世の中の混乱は数ヶ月といった短期間では収まらないようです。持論を述べさせてもらえば、「全世界的にインフルエンザよりも死者数が圧倒的に少ないこの病気に対し、人間が過度にパニックになっているだけだ。感染拡大の最大の要因は院内感染と思われ、医療崩壊さえ起こさなければ恐れることはない」と言いたいところですが、こんな意見は炎上の下となるだけです。
そこで腹を決めました。この先2年は赤字覚悟。新型コロナウイルス対策の制度をフル活用し、低利融資を受けて手元資金を潤沢にし、資金ショートすることの無いよう支出を極力減らします。休業は念頭に無く、多少厳しくとも営業は継続する所存です。
幸か不幸か新型コロナショックにより、函館市内の宿泊施設の無尽蔵な供給増加に歯止めが掛りました。この状態が更に数ヶ月続くと、体力の乏しい業者や、俄かに進出した簡易宿所や民泊は退場を余儀なくされることでしょう。特に我々宿泊業界、まともに商売になるのは早くて3年後。そこまで耐えることさえできれば、需給バランスも改善され、借りたお金は全額使用することなく余裕をもって返済できるはずです。
ところで、この函館を含む道南地方。新型コロナ流行の早い段階で感染者や死者を出したことであまりイメージは良くないかもしれませんが、その後1ヶ月以上に渡って新たな感染者は出ていません。北海道という広い土地が一括りにされて感染が多い都道府県にカウントされているものの、道南函館に限れば感染の拡大を抑えている地域の一つとも言えるわけです。潜在的な感染者がいることは否定できませんが、過度に恐れる必要はないと言ったら批判を受けてしまうでしょうか。
何より早く普通の経済活動に戻ってほしいものです。
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