業界疲弊
東京オリンピックの一年延期が決まり、とりあえず中止にならず一安心ということか、どちらかというと楽観ムードになっています。株式市場にも国策絡みのお金が入ったようで急反発。しかし、このままV字回復するほど”リーマン越え”と呼ばれるこのたびのコロナショックは甘くはありません。むしろ株式市場は教科書通りのリバウンド。読みが正しければ、もう一度安値を試しに行った後、3ヶ月程度の緩やかな反騰局面を迎えるのではないでしょうか。相場は病気の極致を折り込み、夏以降は実体経済の悪化を反映して再度下降局面に向かうものと思っています。

と、いうのも我々観光業界は、かつて経験したことのないほど疲弊しています。本来なら春休み、例年なら観光客の姿が目立つはずの函館駅前も実に閑散としたものです(写真)。それもそのはず、日本国内のみならず世界中至る所で経済が止まっている状態です。この影響は今後、別の形となってマイナスの影響を与えることになるでしょう。
まずは少しでも国内客の流動が起きてくれればと思っているのですが、当ホテルの予約動向からは少なくともGW前まで、同様の状況が続きそうです。GWも中心となる日々以外は、空室も目立ち例年通りとはいかない可能性が高まっています。仮にこの状態が2~3ヶ月も続くようだと、我々の業界のみならず、バタバタと破たんするところが出てくること間違いありません。今は当社がそうならないためにあらゆる対策を練っているところです。営業戦略など考えられる状況ではありません。
個人的にも、来月参戦する予定だった青森桜マラソンが中止となってモチベーション低下。息子の野球部も春の関東遠征が中止となり、それどころか練習すら再開できない状況で、最後の夏に向けて一生に一度しかない中高の新3年生はさぞかしもどかしい思いをしていることでしょう。当ホテルにおいても、様々な競技で春合宿を予定していた複数の高校の宿泊がキャンセルとなり、今週だけでのべ200泊以上の予約が消滅しました。
苦境はまだまだ続くようです。同業の皆さん、ここは耐え忍びましょう。
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