暖冬少雪
今年は全国的に暖冬傾向で、豪雪大都市の札幌の雪が記録的に少ないことが全国ニュースになったりしておりますが、ここ函館も例外ではありません。先週末、この時期には珍しく私の定番のジョギングコースは乾いたアスファルトが露出しており、スノーターサー(雪上ジョギングシューズ)不要で走ることができました(写真)。
もっとも道南函館は札幌と違って、数年に一度くらいの割合で極端に雪が少ない年もあり、これがウィンタースポーツや雪を使ったイベントが道内他地域と比較して少ない理由でもあります。ただ、さすがにこの時期ここまで少ないのは珍しいのではないかということで調べてみました。
人の記憶は曖昧なもので、一昨年の記録的豪雪は誰もが覚えていても、その前年、2017年の1月は、正月明け8日の積雪がゼロ、一冬を通して雪が少なかったことを覚えている人はどれくらいでしょうか。それでも、これくらいのことは函館ではよくあることです。
1月後半までほとんど積雪が無かったのは、2007年。この年は1月末から2月上旬にかけて積雪が増えたものの、最深でも18cm。2月半ばには積雪が無くなっており、今年このまま少雪が続くと13年ぶりということになります。2002年、1993年、1992年も1月下旬にほとんど積雪の無い期間がありましたが、これらの年は12月または2月にまとまった降雪がありました。なので、今年もまだまだ油断はできません。
一冬を通じて極めて積雪が少なかったのは1988年から89年にかけての冬で、1月中の積雪深がほとんど10cm未満、根雪終了が観測史上最も早い2月6日でした。この先、どうなるかは分かりませんが、短期的には1年で一番寒いはずの来週、平年に比べてかなり高い気温となるとの予報が出ています。場合によっては、31年ぶりに雪が少ない冬になるかもしれません。
やはり今年の冬は、当地にとっても極めて珍しい少雪の冬のようです。
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