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2020年1月 4日 (土)

ナイキズームX

青山学院大学の2年振りの優勝で幕を閉じた今年の箱根駅伝。新記録となった優勝タイムもさることながら、10区間中7区間で区間新記録が生まれたことに驚かれた方も多いことでしょう。2日間通じて天候に恵まれていたことも一因ですが、コース変更でその記録の歴史が浅い区間があったとしても、この数は尋常ではありません。

その理由はマラソン経験者であれば皆知っているはずです。ナイキ社の厚底シューズ「ズームXヴェイパーフライネクスト%」。数年前、驚異的な世界記録(未公認)を樹立したことで有名になり、近年トップレベルでは圧倒的なシェアを占めるまでになったランニングシューズです。最新モデルは鮮やかなピンク、または左右色違いと目立つ色なので、普段、それほどマラソンに興味が無くても、その着装率の多さに気付いた方もいたことでしょう。

2020nike

このたびの駅伝では、全出場選手中実に80%を超える選手がこのシューズを使用していたとのことです。総合優勝を果たした青山学院の選手も、復路は全員このシューズを使用していました。アディダス社との契約がありながら、今年からナイキのシューズを使用して良いことになったそうで、昨年2位からの巻き返しにはこのシューズ効果も一因であったことは間違いないでしょう。スポーツ紙によると、3年前の青学の優勝タイムは今大会では11位相当、今大会最下位の筑波大学のタイムは3年前であれば9位、シード権確保に相当するそうですから、このシューズによって長距離のスピードが上がったことはもう紛れもない事実です。

実は私も3年前、このシューズが話題になって間もなく、これの初代市販モデルを購入しました。ただ、この初期の市販モデルはエリートランナーが使用するものと素材的に差があったらしく、私自身しっくりこない上にタイム短縮効果も感じられず、すぐに既存シューズに戻しました。ところが2代目以降(現在は3代目)は素材的にもトップ選手が使用しているものと大差が無くなり、アマチュアランナーでもその効果を実感できるとのこと。因みに本物(トップ選手が使用するシューズ)は約3万円。市販タイプはネットでは1万円程度で購入できますが、フルマラソンを全力で走るのをあと2回と考えている初老?ランナー、せっかくなら”本物”で勝負してみたいと思う次第。

尚、この高速シューズ、あまりにも高性能すぎて規制の対象になる可能性があるとか。早めに購入したほうが良いのかな?

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