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2019年11月

2019年11月30日 (土)

IR誘致見送り

しばらくブログを更新していなかったこともあって、本日から開催される「はこだてクリスマスファンタジー」をネタに綴ろうかと思っていましたが、昨日、北海道がIR誘致を見送ったことに対し、私も地元紙に取材を受けて意見を述べたことが記事にもなったので、誤解の無いよう掘り下げることにしました。

2019ir

北海道新聞函館版に記載された私のコメントは短くまとめられたこともあって、若干ニュアンスは異なりますが、記者が意図していたものを”裏切る”意見を述べたのは事実です。おそらく記者は、道がIR誘致を断念したことで、その観光波及効果が期待できた函館の観光業界関係者は残念に思うコメントを取りたかったのだと思います。

聞かれてまず返答したのは、初めから期待していなかったということ。と、言うのも今回の判断は誘致決定か否かではなく、あくまで立候補であり、普通に考えると首都圏や関西圏の候補地と比較して政治的にも不利は否めないところで、事実、我々業界でこの話題で盛り上がったことなどありません。

また、いつのころからかカジノからIRに名前を変えた施設がどのようなものか知る人であれば、波及効果なるものはそう単純ではないと思うはずです。カジノを核にしたIRは海外の巨大資本が中枢を担うことが必至であり、IR内には最大級のコンベンション施設はもちろん、複数の大規模宿泊施設、ショッピングモールなども入り、波及どころか囲い込みを図ることが予想されます。これには地元苫小牧の一部経済界も懸念を示していました。自然破壊、ギャンブル依存以上に懸念される問題です。札幌圏はある程度恩恵受けるかもしれませんが、仮にIR誘致となれば、経済のみならず観光においても更には雇用においても、北海道は道央一極集中を加速させることになりかねません。

そのような意味においても、国内最初の巨大IRが他地域に建設されたときの周辺への影響を見極めた上で、今後誘致すべきかどうか判断するとした知事の判断は真っ当だと思う次第です。IRは何も無い場所を活性化させる手段の一つであり、観光資源が豊富な地域の誘客手段には向かないというのが、異論もあるかもしれませんが私の考えです。

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2019年11月21日 (木)

無いものねだり

プロ野球開催可能な野球場。

硬式野球もできる第二球場。

J1開催基準を満たす陸上競技場。

陸上競技場のサブフィールド。

JFL開催可能な球技場。

せめて全道大会規模の大会開催可能なテニスコート(数)。

大規模展示会やコンサートも開催可能なコンベンションホール。

・・・

ホテル建設バブルで、身の丈に合わない数の宿泊施設が共存していくためには、導線の強化と同時に、多くの人々を受け入れるための施設も必要不可欠です。一過性のイベントではもう賄えません。相手から来てもらうための装置がこの街には不足しています。

”箱もの”と批判されるかもしれません。年に1、2度の大会ためにと思われるかもしれません。しかし、一時、一部から過大な施設として批判を浴びていた函館アリーナは多大な経済効果を上げて、その声を消し去りました。むしろ、もう一回り大きければ、プロバスケットボールの本拠地として、呼べなかったビッグアーティストのコンサート会場として等々、新たな声が上がっています。一定規模の施設が成果を上げれば裾野が広がり、気付かなかったチャンスが訪れるものです。

すべてなどとは言いません。圧倒的な宿泊キャパを持つ地方都市に相応しいものを、知恵を絞って投資できないものでしょうか。

特に、スポーツに対する価値観は、これからの半世紀で大きく変わっていくはずです。声を上げていきましょう。生き残っていくために。

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2019年11月14日 (木)

いつまで走れる?~いびがわマラソンより~

岐阜県大垣市から私鉄養老鉄道で北へ約30分。人口わずか5000人余りの小さな町で、人口の2倍に相当するフル・ハーフ・ウォーキング合わせて1万人を超えるマラソン大会が開催されています。その経済効果が如何ほどかは町を上げてのの歓迎ぶりで理解できました。雲ひとつない晴天の下、30回を超える歴史あるこの大会に出場してきました。

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この大会は低予算で行われる大規模マラソン大会として、函館マラソン創設にあたって参考にしたマラソン大会のひとつでした。実際、来てみなければわからないものもあるもので、この地域にはイビデン、西濃運輸といった一部上場の大企業があり、これらがスポンサーとなって人的、金銭的なサポート約となって実現している側面もあることを知りました。それにしても5000人の町で1万人を超える大会とはすごいことです。ちなみに、イビデンの”イビ”が揖斐川の"いび”であることを初めて知った次第。

さてこのコース高低差約130mある難コース。行きが登りで帰りが下り。パンフレットに載っている高低図では7~8km、14~15km、そして19~20kmにややきつい登りがあり、最高点が20km。これをインプットして走りましたが、結果的に全くあてになりませんでした。この高低図は単純にkmごとの標高を結んだもので、実際は登りの中にもかなりのアップダウンがある更なる難コースです。

想定ラップは5:00~5:10/km。ここ数回のフルマラソンの反省から敢えて少しゆっくり入る予定。フルのエントリーは7000名。その割にスタート地点の道幅は狭く、上から3番目のランクのスタート順ながら先頭からはかなり後方で、号砲からスタート地点通過までのロスタイムは約1分。更に一定ペースまで上げるにも時間がかかり、最初の1kmは6分30秒近く掛りました。ただ、その後は混雑が幸いしてか必要以上にペースが上がらず次の1kmが5分少々、理想のペースを体に染み込ませ、平坦な序盤は予定通りのペースを刻みました。

パンフレットとは異なり5km過ぎからは明らかな登りとなり、ラップは10秒ほど落ちましたがこれも想定内。その後の小刻みなアップダウンも概ね5:00/km前後と予定通り。むしろ基本登りと考えれば、平坦であれば4分台を刻んでいたものと思います。様子が変わったのが10km過ぎ。僅かに下った後にきつい登り坂が500m以上続き、さすがにこの1km5:45ほど。しかし、その直後に想定外の長い下りがあって、ここは4:40/km。せっかく登ったんだから下るなよ、と思いながらもここは足に負担をかけないようにしてタイムを稼がせてもらいました。

パンフレットの最高点は20km地点。これだけ下れば更なる登りがあるはずです。僅かな下りと長い登りを繰り返し、最頂点を目指しました。パンフレットでは一番厳しい登りは19kmから20kmでしたが、19m過ぎのエイドまでにややきつい登りこそあったものの、そこを通過すると「登りはここまでだよ」という声。どうやら最頂点は19.5kmのようでした。

ここから先はほぼ一本調子の下りのはずです。足には多少余裕がありましたが、ここは無理にペースを上げず下りも5:00~5:10/km。ハーフを1時間48分台で通過は想定内ではあったものの、後半落ちることを考えれば結局3時間40分以内は難しいことを悟りました。おそらく、折り返して同じコースを戻ったなら、下り基調の中にも何度も登りがあり、大きく失速していたに違いありません。しかし、後半登りが長かったのは1ヶ所だけ。ここだけ6:00/km台となりましたが、概ね5:10/km以内でカバー。さすがに35km過ぎに平坦となって少し落ちたものの、大きくペースダウンすることなく、逆にラスト2kmは上げることができました。フルで初めての経験。

結局、3時間44分台と目標には届きませんでしたが、昨年走った「函館マラソン」と「あいの土山マラソン」のタイムをわずかながら上回り、タフなコースにしてはまずまずと満足しています。3週間前に60kmのウルトラを走っていたことや、後半が下りのコース携帯であったことが足が最後まで持った要因であろうと思いますが、敢えてゆっくり入ったことも一因と思い、この年齢で新たな境地を開拓した気分にもなりました。

今年はこれで終了。来年は新設される青森のフルで再度ゆっくり入る作戦を試し、うまくいけば函館マラソンで進化させたいとマラソン後の至極の一杯を飲みながら妄想しました。しかし、フルを走り切るには月間200km以上のトレーニングが最低限。練習もだんだんつらくなってきました。いつかは100kmをという夢もありますが、60kmの厳しさを知った今、果たして気力は残っているのか。

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おそらく、タイムと距離を求めて走るのは来年が最後になるものと思います。

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2019年11月 8日 (金)

いびがわマラソン

47都道府県走破を目指す私が30番目に選んだのは、岐阜県の「いびがわマラソン」です。明後日、約1年ぶりにフルマラソンを走ってきます。先日、60kmのウルトラマラソンを走ったものの、フルマラソンを1年間も走らなかったのは思えば実に久しぶり。昨年同時期に滋賀県で行われた「あいの土山マラソン」以来です。

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ここ数年、私のフルマラソンはスタートから4:40~4:50/kmで入り、その日の天候や調子によって20~25kmあたりで失速、最終的に3時間40分台でゴールするというのが定番となっていました。マラソンの教科書?によると、最初から最後まで同じペースもしくは後半上げれるくらいで入るのが理想らしいのですが、ゆっくり入ってもどうせ後半失速するので、行けるところまで突っ込んでそれをどこまで維持できるかがタイム短縮への近道というのが勝手な持論でした。

しかし歳を取るにつれ、突っ込む速度か遅くなり、しかも維持できる距離も短くなってきました。そこで今更ながら基本に立ち返り、普段のフルのペースより遅く入ってみようと思っています。想定タイムは5:00~5:10/km。私のJOGペースより少し早い程度。もし、これを最後まで維持できれば3時間30分台で完走することが可能な”はず”です。

いびがわマラソンはハードなコースとして知られており、前半が登り後半下りで、高低差が160m130mあります。ちなみにこれもハードなコースだった「あいの土山マラソン」の高低差は120m、過酷と言われる函館マラソンの高低差は、実は30m程度です。前半160m登る訳ですが、よくよく調べてみるときつい登りは3カ所程度、各々500~700mくらいのようです。ここはkm5分半くらい要してOKとして、後半下りを生かしてペースアップの目論見が可能かどうか。来年の函館マラソンで使えるかどうかの試走としたいところです。

ところでこの「いびがわマラソン」、本当はもっと早くに走るつもりでした。と、いうのもこの大会は、函館でフルマラソンを開催するにあたって参考とさせてもらった大会のひとつだったためです。当時、フルマラソンは億単位の経費がかかるとして反対意見があった中、低予算で開催している大会を探して発見したのがこの大会でした。結局、同じく少ない予算で開催されていた下関海響マラソンが、函館と同規模の街ということもあって、視察がてら走ったのは後者でしたが、いつかは走らなくてはならないと思っておりました。函館マラソン実現の恩人に、感謝を込めての大会参加です。

さて、年齢とともに下降線をたどる記録に歯止めをかけるきっかけとなり得るか?後日、結果を記載します。

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2019年11月 5日 (火)

歴史が変わる日

全くもって趣味の話です。

私はボクシングの大ファンで、小学校3年生の頃からテレビ中継される世界タイトルマッチはほぼすべて見逃すことなく、現在も毎月ボクシングマガジンを購読しています。かつては、日本人が世界チャンピオンともなるとその名前くらいは皆知るところでしたが、団体と階級の乱立によってその価値が下がり、今では日本人の世界タイトルマッチでさえ全国中継されないことも珍しくなくなりました。現在、日本には7人の世界チャンピオンがいますが、ボクシングファン以外に名前を知られているのは村田諒太選手と井上尚弥選手くらいではないでしょうか。

その井上尚弥選手が明後日、ビッグマッチに挑みます。前述の通り、世界タイトルマッチの価値自体が下がってきたこともあって、ボクシング界では同じクラス(体重)最強を決める世界チャンピオン同士のトーナメント戦を行うようになり、注目を集めています。そのバンタム級で井上選手は2人の世界チャンピオンをわずか1ラウンドと2ラウンドでKOし、優勝候補筆頭の名に恥じぬ戦いで決勝に駒を進めてきました。そして、その決勝の相手が、ボクシングファンであれば知らない人はいないフィリピンのノニト・ドネア選手です。マニー・パッキャオ選手に次ぐ、フィリピンでは大統領以上に世界的に名の知れたスーパースターです。

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既に36歳とピークは過ぎているとはいえ、運も味方に付けながら決勝まで勝ち進んできました。井上選手圧倒的有利の下馬評ですが、世界的知名度の高いスーパースターに勝ってクラス最強となれば、未だ日本人では経験したことが無い億単位のファイトマネーがかかるビッグマッチを重ねるプロボクサーになる可能性が極めて高くなります。既に世界的評価は高く、階級を超えての最強プロボクサー五指に入ると言われています。テニス界の大坂なおみ選手や錦織圭選手、ゴルフ界に彗星のごとく現れた渋野日向子選手以上に世界的に注目を浴びていると言っても過言ではありません。かつて日本でも具志堅用高や辰吉丈一郎といった人気、実力を兼ね備えた世界チャンピオンもいましたが、あくまでも国内レベル。世界が評価した日本人プロボクサーとしては、私が生まれた前後に活躍したファイティング原田以来と言われています。

そんな訳で、折角新幹線で繋がっていることもあって、埼玉スーパーアリーナで行われるこの世紀の一戦を観に行こうと思い立ったのが先月中旬。昼の会議が終わって大宮に向かい、観戦後翌日羽田始発の飛行機で戻れば業務に支障はないとチケットを調べたものの既にSOLDOUT。国内においても、埼玉スーパーアリーナを満員にできる人気と実力を備えた本物のスーパースターがさらに上の扉を開けようとしています。

明後日の試合が、そしてその後の彼の活躍が楽しみでなりません。

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