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2019年10月22日 (火)

四万十川ウルトラマラソン

タイムを追い求めるのは厳しくなってきたので、ゆっくり走って長い距離に挑戦しようという私の考えは、実に甘いものであることに気付かされました。ハーフマラソンとフルマラソンは全くの別物であるように、フルマラソンとウルトラマラソンも別競技。そしてウルトラの方がはるかに体力も精神力も必要だということを。

高知県の大会ながら、地図を眺めてみると、参戦する60kmのスタート地点までは、四万十市中心部よりも愛媛県宇和島市の方が近いことがわかりました。開催自治体にお金を落とさないことを申し訳なく思いながらも、松山空港から入り、2両編成!の特急に乗って隣県の都市に宿を取り、レンタカーで会場に向かうことにしました。四国を訪れるのは実に二十数年振りです。

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四万十川ウルトラマラソンは100kmがメインで、60kmの定員は100kmの3分の1の600名程。100kmは序盤に標高600mの山越えがあり、初心者には余りにハードなことから比較的平坦で距離的にも何とかなりそうな後者を選びました。四万十川沿いの小さな集落の国道がスタートです。設定タイムは5:40/km。普段のJOGペースです。しかし、自分ではゆっくり走っているつもりでも、スタート直後、全体の流れにのまれているせいか最初の1kmは5:20/km。速すぎると思いながらも楽走なので、このまま続けることにしました。多分緩やかな下りが想定よりラップを上げているのでしょう。

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2km地点で、60kmよりも4時間半早くスタートしている100kmのランナーと合流します。彼らは既にフルマラソンの距離を600mの山を越えて走っていると思うと頭が下がります。快適な気候の中、緑豊かな風光明美なコースを、途中写真を撮りながら順調に進みました。序盤は実に快適でしたが、この日の最高気温はこの時期の四国でも高い27℃というのが少し気になります。最初の難関は14km過ぎ。突然長い急坂が現れました。コースマップではほとんど緩やかな下りに見えたのですが、100kmのコースが基準で600mの山越えが、後半の本当はきついアップダウンを平坦に見せているだけでした。ウルトラマラソンには普通のマラソンコースでは考えられない極端なアップダウンが当たり前のように存在します。

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多くの100kmランナーが歩く中、私は函館山登山道と同じくらいだと思いながら休むことなく走り続けました。500mほど登ると今度は同じ傾斜の下り坂。登りよりもこの下りで足にダメージを感じました。この後、名物の沈下橋を渡り、マラソン人生初めてレース途中でトイレに寄りながらも、極端にペースを落とすことなく走り続けました。異変を感じたのは二つ目のきついアップダウンを終えた25km過ぎ。想像以上のタフなコースに足を消耗したのか、速く走ってもゆっくり走っても私の足は25kmで止まるのかわかりませんが、ラップが30秒程落ちました。そして明らかに変わったのが34km過ぎ。一瞬ふくらはぎが攣りかけて、直後の35kmのエイドでは補食を兼ねてしばし休憩を取りました。休んでも歩いても制限時間内にゴールすれば良いのです。

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その後約3kmごとにあるエイドでは数分間のインターバル?をとりながら走っていましたが、フルの距離の直前、ついに2度目の北海道マラソン以来、両足が前も後ろも痙攣して動けなくなりました。思えばこのウルトラを前に、30km走を3本。月間走行距離250km程度。経験的にフルマラソンは完走できる程度の練習でした。ゆっくり走れば60kmくらい持つものと考えていましたが、アップダウンんの激しいコースに、足は既に限界に達していたようです。しばらく立ち止まったあと、痙攣が治まったものの歩くのが精いっぱい。リタイヤが頭に浮びました。

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1kmのラップが10分を超えたこの40kmから45kmくらいが一番厳しいところでしたが、エイドで十分休憩をとると少し走れるようになりました。その後は、コースの登りは歩き下りは走ることにしてその比率は6:4くらい。私を追い抜く100kmランナーは既に私の倍も走っていると思うと、尊敬を超えて”こいつら変態だ”と思うしかありません。しかも女性比率が結構な数。きっと出産に耐えうる女性の方が忍耐力があるのだろうななどと妄想しながらラスト10km。午前10時にスタートして約7時間半。ほぼ日没と同時にゴールした時は、初めてフルマラソンを完走した時以上の感動がありました。消費カロリー約4000kcal。人生で一番エネルギーを消費した1日だったと思います。

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ゴール後は、地元高校生のあたたかい対応に感謝しつつも、少し油断すると足だけでなく腕や腹筋、つまり全身が痙攣しそうな状況に。60kmでこんな状態なのだから100kmなんか走ったら命が危ない。そう、きっと100kmランナーはウルトラに耐えうる練習をしているんでしょう。あらためてフルとウルトラは別物であると実感しました。私にはそこまで頑張る自信はありません。これからはフルのファンランがいいところかな。

ところでこの四万十川ウルトラマラソン。スタッフにしろ沿道の応援にしろ、心のこもった温かさが伝わるすばらしい大会でした。おそらく今まで参加したすべてのマラソン大会で一番だと思います。これって高知の人の県民性でしょうか。いや、滞在した愛媛でも同様な印象を持ったので、四国の島民性?かもしれません。高校生からじいちゃんばあちゃんまで、みんなフレンドリーな感じで、終わってみれば大満足な大会&遠征でした。

次は来月岐阜の揖斐川マラソン(フル)。まだ、懲りずに走り続けます。

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