海霧
昨日は好天に恵まれ、この時期の函館としては珍しく最高気温が25℃を超え真夏日を記録しました。5月に真夏日というのは道央や道東では珍しいというほどのものではないのですが、海に面する函館では晴れて気温が上昇すると、まだ温まっていない海水温との温度差から霧が発生し、特に東寄りの風が吹くと函館市内に流れ込んできます。この街独特の海霧というやつで、霧に覆われると気温は急速に下がります。
天候や風向きによってその度合は異なりますが、函館駅から函館山にかけての西部地区は市内の中でもその影響を受けやすい場所です。霧が発生している場所とそうではない場所では、数キロメートルも離れていなくても気温が5℃くらい違うことも珍しくありません。
写真は一昨日、トレーニングを兼ねて函館山登山道を走って登ったときのものです。津軽海峡を覆った海霧が、東よりの風に乗って函館市内を覆っています。ただ、風はそれほど強くなく、写真の左上、五稜郭公園周辺から住宅街が多い美原地区は晴天になっていることがわかると思います。
海水温が上昇して霧の発生が減少するのは7月になってから。函館の短い夏はそこから始まります。
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