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2017年11月14日 (火)

岡山マラソン

2017okayama1岡山市を訪れたのは二十数年ぶり。その時の印象をわずかな記憶を辿って思い出すと、一定の人口規模を擁するものの一地方都市のイメージ。中心部からやや外れた駅前は人通りも然程多くは無く、近くの商店街は衰退しているようにも見えました。ところが、今回は駅の賑わいは名実ともに政令指定都市。整備された地下街は札幌のそれと遜色も無く、衰退する地方都市の面影は全くありません。隣接する倉敷市と合わせれば100万都市。商都と観光都市を上手く分業して発展したのではないかと勝手に想像しています。同じ県庁所在地でも、前々日訪れた前橋市とは雲泥の差と言ったら失礼でしょうか。前橋市も隣接する高崎市と合わせるとそれなりの都市圏を形成しますが、歴史的にも政治的にもこの両市はうまくいっていないと聞きました。

2017okayama3さて、岡山マラソン。今年で第3回目ということですがその規模1万6千人。函館マラソンの倍の規模です。交通の便が良い上、西日本と北海道では人口密度も違います。この規模ながら抽選制をとっており、同じく抽選で日程が近い神戸マラソンと掛け持ちエントリーをして、こちらのみ”当確”を頂きました。前日のホテルは取れませんでしたが、新幹線のひとつ手前の兵庫県相生市駅前のホテルに宿泊し、相場的に新幹線の往復代を含めても割安に旅費を抑えることが出来ました。

先月は松本マラソンを走った後、30km走2本を含め月間300kmを走破。今年走った3つのフルマラソンで30kmはるか手前で失速したことから新たな筋トレを取り入れたことが良かったのか腰痛も治まり、久々体調万全で臨めました。天候も曇天無風、気温も15℃前後と、これ以上無い程の好条件。コースも概ね平坦で、久々良い記録が出るのではないかと期待してスタートを切りました。

結果は今年のいつものレースと大差なく、18km過ぎに左ふくらはぎに軽い痛みを感じたところで、5:00/km超え。もう無理しないことにしようと、後はジリ貧。結局、今年最初に走った函館マラソンとほとんど同タイムの3時間47分台。今年は4本フルマラソンを走りましたが、概ね3時間40分台。過去3年間、年2回のペースで走ったフルはほぼ3時間20分台だったので、平均20分のダウンです。年齢的な衰えか、それとも走り過ぎ?

確かに、最近フルを走った後のダメージは大きく、練習を重ねてもこれ以上タイムが伸びないような気がしてきました。そりゃ五十路も超えれば落ちて当たり前か。そんな訳で、タイムを求めて走るのは来年の函館マラソンを集大成にしようかと思っています。約12年走り続けて、函館フルマラソンを創ることも出来たので、私の一つの使命も一区切りというところでしょうか。

2017okayama2ただ、函館マラソンの発展のためにも、今後も日本各地のマラソン大会をファンランするつもりでいます。今回も、大会後の飲食ゾーンの賑わいなど、参考になるところが多々ありました。県内外の有名店の出店があり、およそマラソンとは関係ない家族連れなども運動公園内に足を運んでいるようで、単なるマラソン大会だけでなく、大きな食のイベントを兼ねているようでした。さらにゴール地点となった陸上競技場が立派なこと。Jリーグのホームスタジアムにはこれくらいの設備が必要なのでしょう。函館も面積的に微妙ながら、凌雲中跡地に陸上のサブトラックを創り、現陸上競技場を1種公認の条件を満たすと同時に、現競技場に照明とスタンドを増設して、J1開催の基準も満たし、コンサドーレの第二ホーム、将来的には地元Jチームを誘致できるように出来ないかと、勝手に妄想していました。

今年の大会参戦はこれで終了。来年は、人生最初で最後のウルトラマラソンになるであろう(河口湖71km)を皮切りに、函館マラソンに備え30kmと10kmの大会に出て、再度最後のサブ3.5を目指す予定です。

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コメント

どんより雲がかかった空模様の中、移り変わる天候が織り成す光の動きやその効果を繊細かつ大胆に表現されるポン・ヌフの風景やセーヌ川の描写は1900年代のピサロ作品の特徴を良く示している。また色彩においても、全体的にグレイッシュな色彩・色調の中に差し色的な馬車の赤褐色を置くことによって都会的な雰囲気を描き出すことに成功している。

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