変わる駅前通り
かつてアーケードが施され、衣料品をはじめ様々な商店が軒を連ね、函館の顔とも言えた函館駅前大門商店街。全国の地方都市の商店街同様、バブル期以降徐々に衰退し、閉じたままのシャッターが目立つようになりました。地方都市の疲弊を象徴するようなシャッター街を全国各地で目の当たりにし、いずれこの商店街もそうなってしまうのではないかと危惧していた人も少なくなかったはずです。
2年前にアーケードが撤去されたことがきっかけとは言いませんが、そのころからこの駅前大門商店街が少しづつ変わり始めました。ここ数年、観光客、特に外国人観光客の増加が著しい函館市。屋台村「大門横丁」やその近隣にある居酒屋では、観光シーズンともなると稀に行列が出来るところを目にするようになりました。数年前には考えられなかったことです。外国人にとっても”居酒屋”は手頃で入りやすい飲食店なのでしょう。
このような状況から、かつての商店は次々と居酒屋に変わり、その波及効果を狙ってか、バーやラーメン店なども増加し始めました。日中、閉まっているところが多いのが難点でもありますが、それでも疲弊した地方の商店街とは趣を異にした居酒屋街道ができつつあります。幸いなのは、その多くが地元資本で、全国チェーンのそれは極わずかというところです。これは函館ならではかもしれません。
そんな訳で、函館駅前通りは意外な形で変遷しています。
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