集客苦戦?函館マラソン
函館マラソンのエントリーが開始されてから2週間が経過しました。初のフルマラソンを実施した昨年は、フルの部は約3日で定員に到達したのですが、2回目となる今年は昨日現在でフル・ハーフとも定員の8割強。ハーフは昨年並みとのことですが、フルの状況は芳しくありません。
2回目にして早くも飽きられたのか?やはり、1回目からこその人気だったのか?・・・と思う方もいるかもしれませんが、これには理由があります。参加希望ランナーの宿泊施設が確保できていないのです。実はフル第一回の昨年も、エントリーをしたものの宿泊できず参加を断念したランナーも少なくなかったと聞きます。今年はそうならないように、宿泊確保を優先したものの未だ押さえられなかったり、初めから断念してしまった方もいるのではないかと思われます。
開催される7月2日は既に函館の観光シーズン。中央競馬が開催されていることもあり、週末はマラソンが無くても市内宿泊施設は満室になる日和に加え、今年は同時期に一定規模の学会が入っているとのことで、早い段階から旅行代理店が市内主要ホテルの客室を抑えていたという悪条件が重なりました。また、昨年よりエントリーを一ヶ月早めたことで、多くの宿泊施設がこの時期の客室の一般販売前であったことも、宿確保に支障をきたしていると言えます。
スポンサーの1社であるJTBでは函館マラソン用に用意した1000名分の客室は初日で完売、その後追加で手当てしたものはHPに掲載すると同時に売れる状況が続いて「いるようです。一方、宿泊施設が確保できずに諦めたのか、エントリー後期日を過ぎても入金せず、キャンセルになった応募者も少なからず出ているとも聞いています。函館マラソンが不人気で応募が伸びない訳ではないので一安心ではあるのですが、この状況が良いという訳ではありません。
ただ、宿泊先確保に苦慮するランナーの皆さんは諦めないで下さい。今、記したようにまだ7月の客室を販売していない宿泊施設も少なくありません。当ホテルでも函館マラソン用と一部旅行商品に提供した客室以外は販売せずにおりました。残念ながらわずかに残ったシングルルームは、私の複数の知り合いからの携帯直TELで完売となりましたが、1室3名以上の客室は来月早々にも一部独自販売しますし、JTB経由で相部屋プランという形での提供となるかもしれません。グループで函館マラソン参加を考えている方、あるいは参加ついでに家族旅行と思っている方はかなりの確率でチャンスはあります。
また、販売前の宿泊施設や各旅行代理店の函館向けプランもこれから続々と出てくるはずです。また、同時期開催の学会は平日メインということで現在抑えられている週末、すなわち7月1日(土)の客室が今後各ホテルに戻され、再販される可能性が高いのではないかと私たち業界関係者は見ています。更に、北海道新幹線が開業している函館。実は青森市内に宿泊し、始発の新幹線に乗れば函館マラソンのスタートに間に合います。
おそらく、今週末、函館マラソンに絡む何らかのメッセージが発せられると思うので、エントリーを躊躇されている全国のランナーの皆さんは、大会HPに注目しておいて下さい。
※当ホテルでは函館マラソン前日(7月1日)の一部客室を、当ホテルHP にて3月2日17時より販売します。
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