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2016年12月17日 (土)

函館観光の救世主

今年の函館の観光業界。何度も書いてきた通り、北海道新幹線開業によりバブル景気。おそらくほとんどの施設が、少なくともここ十数年において記録的な売上を記録することになるでしょう。本日も出張先の青森からの帰路、仙台早朝始発にもかかわらず新幹線は想像以上の混み具合。団体客の多くが新函館北斗駅からバスで移動したにもかかわらず、函館ライナーは首都圏の地下鉄並みの混雑でした。

新幹線開業が函館の観光業界を潤しているのは間違いありませんが、過去最高の観光客入込数を記録するまでに至るその根底は、外国人観光客の増加に他ありません。函館のみならず、全国的な傾向として3年程前から海外からの旅券ビザ緩和をきっかけに、外国人観光客が大幅に伸び始めました。その恩恵を多分に受けたのが、東北6県に年間宿泊する外国人と同じ数が宿泊すると言われる観光都市函館でした。

当ホテルの極秘?データを紹介しましょう。

20052015fit
上のグラフは昨年とその10年前の2005年に当ホテルに宿泊した月別の外国人の割合です。特に冬場、12月から2月の比率の割合の伸びが目だっています。ツボはここです。函館はトップシーズンの夏場と、オフシーズンとなる冬場の観光客の入込の差が激しく、多くの施設が5~10月に貯めた利益を残りの月で吐き出すような循環を繰り返していました。それを埋めるように、冬を好む南方のアジア系外国人が当地を訪れるようになったのです。しかも10年前は最閑散期ともいえた旧正月前後をピークとして。ちなみに1年を通してのインバウンド比率は2005年が9%、昨年は25%です。

次のグラフは昨年の当ホテルの月別宿泊人員です。外国人観光客が増加する前は、閑散期となる特に12~2月は、通期室稼働ベースで40%に届けば御の字(当ホテルの場合)だったのですが、インバウンドの増加で50%を大幅に超えてくるようになりました。(※昨年4月は客室改装のため平年より入込が少なく、逆に3月は新幹線開業による”特別値”。グラフは稼働率ではありません)今年は特殊とはいえ、12月の稼働も80%超、外国人比率も5割を超えてくることは確実です。

2015hotel
一部にはインバウンドを不要とする考え方をする施設や地域もあるようですが、函館のように人口規模の割に宿泊キャパが大きい観光依存都市にとっては最早、最大のターゲット。何せ、国内需要の縮小は避けて通れないのですから。水物のリスクは承知で、更に依存度を高めていくことが正解なのかもしれません。

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