つくばマラソンとインフルエンザと
まずまずのタイムで走れたつくばマラソンの結果を、ブログで報告する予定だったのですが、帰函後間もなく悪寒に襲われ、体温を計ると38℃台。本格的に走り始めてからというもの、風邪すらひかない健康優良親父だったはずが突然の体調不良。急な発熱に予感はしていたものの、熱発翌々日に病院へ行くと「インフルエンザA型」とのこと。都心の雑踏の中、流行の最先端を身に纏ってしまいました。
記憶の限りこの10年、我家でインフルの予防接種を受けていないのは私だけならば、インフルエンザにかからなかったのも私だけ。今回の罹病で予防接種不要説(勝手な持論)は崩れ去りました。それにしても、若い頃(こんなフレーズを使うようになったか・・・)はインフルエンザで高熱が出ても一昼夜寝てれば熱は下がったもの。それが今回は年齢のせいか、それともウイルスが凶暴なせいなのか、最高39度4分、38度以上の高熱が丸2日。あんなに走っても落ちなかった体重が、寝ているだけで簡単に3kgも落ちました。この年齢からのインフルエンザは、より一層気を付けなければなりません。
そんな訳で、ブログ更新どころではなく、つくばマラソンの報告も遅れました。
さて、予想最高気温が19℃だったことで、汗ばむくらいの気温を想定して北海道マラソンと同じウェアで臨んだところ、現地は吐く息が白い程の肌寒さ。自分と同じスタイルのランナーはおよそサブ3のトップグループ以外は探すのに苦労するほど。逆にこれくらいがマラソンにとって一番良い気温なのかもしれません。コースは噂通りのほぼ平坦、風も微風、薄曇りと絶好のコンディションです。
様々なマラソン大会に出場していると、その運営方法に感心させられるところも多いのですが、「つくば」でもっとも感心したのはウェーブスタートというスタート方式。1万5千人規模のマンモス大会で、スタート直後は筑波大学構内の決して広くない道路。全ランナー同時スタートなら、最後方が出るまで20分くらいかかり、そこそこ走力のあるランナーは相当ストレスを感じるはず。そこで考案されたと思われるこのスタート方式は、想定タイム順に分けられたブロックを、2ブロックごと、約3000名を5分間隔でスタートさせます。タイムはスタートしたブロックのスタート時刻が基準になるので、遅いランナーでもスタートロスは少なくて済みます。しかも、この5分という間隔がおそらく丁度良く、ランクが上のグループに簡単に追いつける差でもないため、この大人数でもスムーズに流れていく訳です。次年度以降の函館マラソンにも取り入れ可能な方式です。
さて、Cブロック中盤に位置取った私は、スタートロス30秒。最初の1kmは5:15。序盤の混雑を考えればまずまずで、次の1kmは4:40/kmと早くも想定ペースに乗りました。これもウェーブスタートの賜物。同じペースで進んでいたはずの3kmまでの1kmが5:00近くかかり、慌てて少しペースアップしたら今度は4:30アンダー。おそらくGPSが狂っていたものと考えられます。その後は快適な気候の中、4:40/km前後の想定ペースを刻み、5km通過が23:25(4:41/km)、10km46:37(4:39/km)、ハーフ1:38:21(4:39/km)と、理想のペース。いつガクンと来るか恐れつつも、30km通過も2:20:34(4:41/km)。多少疲れ初めているものの、次の1kmを4:40アンダーで入った時には、「これ最後までいけちゃったりして?」「PBやばい?」とランニングハイ。
得てしてこういう発想が出るころが限界で、km5分を切れたのは34km通過まで。それでもこれは上出来。あとはkm5分そこそこを如何に維持できるかです。後になってここは頑張れたと思うのは、39kmからの2km。すでに筑波大学構内に入ってからの最終盤、この2kmだけ5:30/km近くまで落ちました。ラスト1km強は5:00/kmそこそこまで上げられているので、根性があれば粘れたはず。結局、これが響いて、自己ベストにわずか38秒及びませんでした。
しかし、御年五十一になってのセカンドベスト。来年、まだまだ行けそうと希望が持てました。来年の第2回函館マラソンは、ランナーとして参加の予定です。
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