空も新展開
内々に耳にしていた話ではありますが、函館と成田、関空を結ぶLCC就航の話が進展しているとの記事が北海道新聞1面トップを飾りました。千歳空港が飽和状態となる中、新幹線開業と、年間東北六県に宿泊する外国人観光客と同数が泊まることで国内外のLCCから俄かに注目を浴びていた函館市。そこに、市が着陸料の軽減措置を行う方針を示したことで、夏に台湾との間で就航したタイガーエアに続くLCC就航が現実味を帯びてきました。
後背人口の問題もあって、西日本に比べ地方都市へのLCC就航が遅れていた北海道でも、これだけインバウンドが定着してくると外国人観光客の往復だけで採算が見込めると判断したものと思われます。それも国内有数の観光都市であり、人口規模の割に充実した宿泊キャパを持つ函館だからこその就航。むしろ遅かったのだと思います。
その宿泊キャパ、今後3年で千室規模で増加することが確実視されており、我々宿泊業界としては足元の活況をよそに戦々恐々としていたところです。また、米国大統領選挙の結果にかかわらず、世界的なパワーバランスの変化で、東アジアも平和とは言えない状況となっており、いつインバウンドが水物と思い知らされることにならないとは限りませんが、とりあえずはGOODニュースに違いありません。
函館の空のニュースは、来春にかけまだまだ新ネタが出てくるものと聞いています。
多くの人に読んで頂くため、参考になったらクリックして下さい。
↓↓↓
「函館の経済・行政etc」カテゴリの記事
- Black Thursday 2nd?(2025.04.04)
- 新年度考察(2025.03.28)
- 新幹線が街を変える(2025.02.11)
- 悲願!ANA羽田便夜間駐機へ(2025.01.23)
- 今週末はGLAY(2025.01.22)
コメント