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2016年11月

2016年11月25日 (金)

つくばマラソンとインフルエンザと

まずまずのタイムで走れたつくばマラソンの結果を、ブログで報告する予定だったのですが、帰函後間もなく悪寒に襲われ、体温を計ると38℃台。本格的に走り始めてからというもの、風邪すらひかない健康優良親父だったはずが突然の体調不良。急な発熱に予感はしていたものの、熱発翌々日に病院へ行くと「インフルエンザA型」とのこと。都心の雑踏の中、流行の最先端を身に纏ってしまいました。

記憶の限りこの10年、我家でインフルの予防接種を受けていないのは私だけならば、インフルエンザにかからなかったのも私だけ。今回の罹病で予防接種不要説(勝手な持論)は崩れ去りました。それにしても、若い頃(こんなフレーズを使うようになったか・・・)はインフルエンザで高熱が出ても一昼夜寝てれば熱は下がったもの。それが今回は年齢のせいか、それともウイルスが凶暴なせいなのか、最高39度4分、38度以上の高熱が丸2日。あんなに走っても落ちなかった体重が、寝ているだけで簡単に3kgも落ちました。この年齢からのインフルエンザは、より一層気を付けなければなりません。

そんな訳で、ブログ更新どころではなく、つくばマラソンの報告も遅れました。

Dsc_10932さて、予想最高気温が19℃だったことで、汗ばむくらいの気温を想定して北海道マラソンと同じウェアで臨んだところ、現地は吐く息が白い程の肌寒さ。自分と同じスタイルのランナーはおよそサブ3のトップグループ以外は探すのに苦労するほど。逆にこれくらいがマラソンにとって一番良い気温なのかもしれません。コースは噂通りのほぼ平坦、風も微風、薄曇りと絶好のコンディションです。

様々なマラソン大会に出場していると、その運営方法に感心させられるところも多いのですが、「つくば」でもっとも感心したのはウェーブスタートというスタート方式。1万5千人規模のマンモス大会で、スタート直後は筑波大学構内の決して広くない道路。全ランナー同時スタートなら、最後方が出るまで20分くらいかかり、そこそこ走力のあるランナーは相当ストレスを感じるはず。そこで考案されたと思われるこのスタート方式は、想定タイム順に分けられたブロックを、2ブロックごと、約3000名を5分間隔でスタートさせます。タイムはスタートしたブロックのスタート時刻が基準になるので、遅いランナーでもスタートロスは少なくて済みます。しかも、この5分という間隔がおそらく丁度良く、ランクが上のグループに簡単に追いつける差でもないため、この大人数でもスムーズに流れていく訳です。次年度以降の函館マラソンにも取り入れ可能な方式です。

さて、Cブロック中盤に位置取った私は、スタートロス30秒。最初の1kmは5:15。序盤の混雑を考えればまずまずで、次の1kmは4:40/kmと早くも想定ペースに乗りました。これもウェーブスタートの賜物。同じペースで進んでいたはずの3kmまでの1kmが5:00近くかかり、慌てて少しペースアップしたら今度は4:30アンダー。おそらくGPSが狂っていたものと考えられます。その後は快適な気候の中、4:40/km前後の想定ペースを刻み、5km通過が23:25(4:41/km)、10km46:37(4:39/km)、ハーフ1:38:21(4:39/km)と、理想のペース。いつガクンと来るか恐れつつも、30km通過も2:20:34(4:41/km)。多少疲れ初めているものの、次の1kmを4:40アンダーで入った時には、「これ最後までいけちゃったりして?」「PBやばい?」とランニングハイ。

得てしてこういう発想が出るころが限界で、km5分を切れたのは34km通過まで。それでもこれは上出来。あとはkm5分そこそこを如何に維持できるかです。後になってここは頑張れたと思うのは、39kmからの2km。すでに筑波大学構内に入ってからの最終盤、この2kmだけ5:30/km近くまで落ちました。ラスト1km強は5:00/kmそこそこまで上げられているので、根性があれば粘れたはず。結局、これが響いて、自己ベストにわずか38秒及びませんでした。

しかし、御年五十一になってのセカンドベスト。来年、まだまだ行けそうと希望が持てました。来年の第2回函館マラソンは、ランナーとして参加の予定です。

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2016年11月16日 (水)

締めは”つくば”

今年は第1回函館マラソンを運営裏方に徹し、様々な役職で多忙だったこともあり、出場したマラソン大会は例年より少なめ。それでもこれまで10km1回、ハーフ3回、フル1回、の5大会に出場し、いずれも自己ベストには及ばないまでも、五十路のオヤジとしてはまずまずのタイムで走れていると思います。

Dsc_1068そして今年の締めのレースとして選んだのは「つくばマラソン」。1万人規模の大きな大会ながら、平坦かつ涼しい時期に行われることからタイムが出やすいと聞いていました。おそらくマラソンで自己ベストを更新できるとしたら、年齢的にあと1、2年。この大会を選んだのは、もちろん記録を狙ったからです。

この2ヶ月で30km走は3本とやや少ないものの、ハーフ以上の距離は大会を含め7本、先月は月間300km走り、足は出来上がっています。体重もようやく起床後計測で63kg台と目標値に到達し、フィットネスクラブで計った体脂肪率も14%台と過去最低、スーパーオヤジBODYと化してます?!今週はあと1本インターバルで刺激を入れて、体調管理。幸い、週末東京出張と重なったため、そのままつくばエクスプレスでGOの予定です。

目標ペースは4:40/km。これを何とか35km地点まで維持し、ラスト7kmを5:00/kmにまとめて3時間20分以内。このところ毎回同じ目標を立てていますが、一度も達成できていません。市民ランナーが手っ取り早くタイムを縮めるためには体重を落とすことだと聞いたので、今回は極端なカーボローディングは行わず、現体重を維持して臨むつもりです。

この年齢になって、自分の限界に挑むスポーツに興じていることを幸せに思います。

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2016年11月 9日 (水)

一夜にして

雪が降る予報となっていましたが、パラつく程度だろうと高をくくっていました。朝、目をさまして窓の外を見ると一面の銀世界。「聞いてないよ~」とは言えません。函館でも11月上旬の積雪は珍しいことでもありません。特に今年は道南を除く北海道の主要都市のほとんどで、例年より早い積雪を記録しています。それに、数年前にも同じようなことがあったように記憶しています。

Dsc_10702そんな訳で、その時と同じくタイヤ交換をしていなかった私は車通勤を放棄。本日の予定が大きく狂ってしまいました。ニュースによると函館でこの時期、これほどの積雪(11時現在で14cm)は25年ぶりとのこと。「ちゃんと言ってよ~!」(写真は本日昼の当ホテル前)。

この雪は数日中には融けるとは思いますが、道南函館にも本格的な冬がやってきました。

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2016年11月 8日 (火)

空も新展開

Dsc_1069内々に耳にしていた話ではありますが、函館と成田、関空を結ぶLCC就航の話が進展しているとの記事が北海道新聞1面トップを飾りました。千歳空港が飽和状態となる中、新幹線開業と、年間東北六県に宿泊する外国人観光客と同数が泊まることで国内外のLCCから俄かに注目を浴びていた函館市。そこに、市が着陸料の軽減措置を行う方針を示したことで、夏に台湾との間で就航したタイガーエアに続くLCC就航が現実味を帯びてきました。

後背人口の問題もあって、西日本に比べ地方都市へのLCC就航が遅れていた北海道でも、これだけインバウンドが定着してくると外国人観光客の往復だけで採算が見込めると判断したものと思われます。それも国内有数の観光都市であり、人口規模の割に充実した宿泊キャパを持つ函館だからこその就航。むしろ遅かったのだと思います。

その宿泊キャパ、今後3年で千室規模で増加することが確実視されており、我々宿泊業界としては足元の活況をよそに戦々恐々としていたところです。また、米国大統領選挙の結果にかかわらず、世界的なパワーバランスの変化で、東アジアも平和とは言えない状況となっており、いつインバウンドが水物と思い知らされることにならないとは限りませんが、とりあえずはGOODニュースに違いありません。

函館の空のニュースは、来春にかけまだまだ新ネタが出てくるものと聞いています。

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2016年11月 2日 (水)

北海道と東北

Dsc_1056今年のプロ野球。我らが北海道日本ハムファイターズが、前半戦大差をつけられていたソフトバンクをひっくり返し、更にはCS、日本シリーズを勝ち抜き、見事日本一となって北海道民はおおいに盛り上がりました。

一方、今年はサッカーJ2でもコンサドーレ札幌が首位を走り、来期J1返り咲きをほぼ確定的にし、バスケットボールでも今期新たに立ち上がったプロバスケットボールリーグのトップB1で戦いを繰り広げています。ところが、函館市民にとって、こちらは今一つ盛り上がりに欠けています。もちろん、国民的メジャースポーツの野球と、サッカーのJ2、また、立ち上がったばかりのプロバスケとの人気の差はありますが、それだけではないはずです。

歴史と伝統のある日本のプロ野球。NPB所属球団は全国に12球団しかなく、北海道に1球団、東北にも1球団。かつて3大都市圏に集中していた球団が、日ハムを筆頭に地方主要都市に分散したことで人気を盛り返しました。”地方単位”で応援することに違和感はありません。敢えて言えば、首都圏のチームが北陸や四国にもう1チームくらい移転した方がもっと盛り上がることでしょう。

他方、JリーグはJ1からJ3まで合わせると全国に53チーム(U-23チーム除く)。北海道には1チームしかありませんが、東北は青森県を除いて各県1チームで5チーム存在します。Bリーグは全国42チームのうち、東北6県6チーム存在しますが、北海道はレバンガ1チームのみです。道も県と同じだから上等だろうと思う方もいるかもしれませんが、そうでしょうか。

北海道は東北6県に新潟県を加えたより面積が広く、人口こそ少ないものの、それでも東北地方の人口の60%にあたる”道民”が住んでいます。また、東北各県に独自の文化があるように、同じ北海道といっても道南函館と道東やオホーツク地方とは歴史や風土、また言葉も微妙に異なります。

プロ野球に対して、プロサッカーやバスケはもっと小さな地域単位で応援するプロスポーツです。コンサやレバンガは残念ながら”北海道の”というより札幌のチーム。今、我々はプロスポーツ不毛のこの地にプロスポーツ文化を根付かせるため、これら既存のプロチームへの応援、協力を惜しみませんが、本音はサッカーやバスケのプロチームは都市単位とは言わないまでも、北海道では道南、道央、道東、道北といった地域単位にあってしかるべきものと考えます。それでこそ、人口割でも北海道と東北が同等になるのです。

ひところと違い、日本でもスポーツは体育ではなく、お金を生みだす産業の一つと考えられるようになってきました。スポーツ関連の予算も文科省だけではなく経産省が扱うように世の中も変わってきています。この流れを、北海道という特殊な地域は、今のままでは取り込むことができません。分県は難しくても、北海道を4~5つの地域に分け、各地域に予算を含む権限を大幅に移譲する、”道内州制”ができないものか妄想しています。

日ハム優勝に関する話を書くつもりが、とりとめのない方向へ進んでしまいました。

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