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2016年4月26日 (火)

新幹線開業1ヶ月

Dsc_0054北海道新幹線が開業してちょうど1ヶ月が経過しました。観光関係者による開業効果の印象は施設によってかなりばらつきがあるようですが、話を聞く限り、それは個人個人の期待値に対する格差のようです。実際の数字は、この両日メディアで報道されている通り、新幹線の乗車率は27%程度ながら、前年の津軽海峡線の利用者数と比較すると倍増になっているとのことです。

私の印象はほぼ予想通り。ただ、ホテルの入込に関しては想像を超えていました。おそらく最初の1週間はかなりの入込となるものの、その後はGWまでは基本的に閑散期。小さな分母に対し2~3割伸びる程度と考え、料金も対前年でそれほど上げずに対応しました。結果はほぼ倍増。駅前&個人客中心ということで、開業効果の恩恵を他よりは受けやすいと考えていたものの嬉しい誤算です。

新聞報道ではGWはどこも満室で、新幹線効果の恩恵を十分に受けきれていないような書き方がされていましたが、それは誤った印象を与えます。函館のGWは新幹線が来ようが来まいが毎年満室。函館の問題点はそこではなく、オンシーズンとオフシーズンの格差が余りにも大きいことです。それが、昨今のインバウンド増加と新幹線効果で縮小することによって、当地の観光業界に取って大きなメリットとなるのです。

もっとも、GWはともかく先々の予約も順調です。この時期GWが満室となっているのは当然ですが、既に3ヶ月くらい先まで土曜、休前日はほぼ満室、8月前半も埋まりかけているということこそ新幹線効果と言えるのだと思います。

一方、この先、函館観光は半永久的に安泰だとは微塵にも思っていません。今から5年前、東日本大震災があった年、九州では九州新幹線鹿児島ルートが開通し、空前の観光客入込がありました。それから、わずか5年。今、熊本を中心とした震災で、当地の観光業界は逆に大打撃を受けているのです。そう、観光というのは水ものなのです。

当地もいつ同じようなことが起こらないとも限りません。いや、たとえそうなっても、新幹線開業で増加した観光客入込が一過性で終わらぬよう、常に知恵を絞っていかなければなりません。

最近、様々な会合での挨拶の際、こんな話をさせて頂いております。

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