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発表はGW後と聞いていたのですが、昨日の北海道新聞にリオ・オリンピック女子マラソンのメダル候補でもある福士加代子選手が函館マラソンの招待選手として出場することがリーク?され、本日、すべての招待選手が明らかになりました。
今や男女のマラソン界、知名度、人気No.1の川内、福士両選手を筆頭に、実業団や箱根駅伝常連校などから総勢19名。協賛金収入が順調だったこともあり、過去最多の招待選手となりました。ただ、これだけではありません。招待選手に引けをとらないエリートランナーが、何と150名も一般枠でエントリーしているとのことです。多くのトップランナーは調整を兼ねてハーフの部への出場ですが、初のフル・ハーフ同時開催に花を添える選考会並みの豪華なメンバーとなりました(画像をクリックすると記事が読めます)。
また、大会前日には函館商工会議所青年部主催でマラソンの解説者・指導者として有名な金哲彦氏のランニング教室なども開催する予定です。氏も出演するNHKBSの人気番組ラン×スマも函館マラソンを取り上げてくれると聞いており、大会の知名度アップへ歯車がかみ合っているように感じられます。
この大会を成功させるのはもちろんのこと、さらなる規模拡大、そして日本を代表する市民マラソン大会へ、さらにはオリンピックや世界陸上の本当の選考レースへ、夢はまだまだ続きます。
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北海道新幹線が開業してちょうど1ヶ月が経過しました。観光関係者による開業効果の印象は施設によってかなりばらつきがあるようですが、話を聞く限り、それは個人個人の期待値に対する格差のようです。実際の数字は、この両日メディアで報道されている通り、新幹線の乗車率は27%程度ながら、前年の津軽海峡線の利用者数と比較すると倍増になっているとのことです。
私の印象はほぼ予想通り。ただ、ホテルの入込に関しては想像を超えていました。おそらく最初の1週間はかなりの入込となるものの、その後はGWまでは基本的に閑散期。小さな分母に対し2~3割伸びる程度と考え、料金も対前年でそれほど上げずに対応しました。結果はほぼ倍増。駅前&個人客中心ということで、開業効果の恩恵を他よりは受けやすいと考えていたものの嬉しい誤算です。
新聞報道ではGWはどこも満室で、新幹線効果の恩恵を十分に受けきれていないような書き方がされていましたが、それは誤った印象を与えます。函館のGWは新幹線が来ようが来まいが毎年満室。函館の問題点はそこではなく、オンシーズンとオフシーズンの格差が余りにも大きいことです。それが、昨今のインバウンド増加と新幹線効果で縮小することによって、当地の観光業界に取って大きなメリットとなるのです。
もっとも、GWはともかく先々の予約も順調です。この時期GWが満室となっているのは当然ですが、既に3ヶ月くらい先まで土曜、休前日はほぼ満室、8月前半も埋まりかけているということこそ新幹線効果と言えるのだと思います。
一方、この先、函館観光は半永久的に安泰だとは微塵にも思っていません。今から5年前、東日本大震災があった年、九州では九州新幹線鹿児島ルートが開通し、空前の観光客入込がありました。それから、わずか5年。今、熊本を中心とした震災で、当地の観光業界は逆に大打撃を受けているのです。そう、観光というのは水ものなのです。
当地もいつ同じようなことが起こらないとも限りません。いや、たとえそうなっても、新幹線開業で増加した観光客入込が一過性で終わらぬよう、常に知恵を絞っていかなければなりません。
最近、様々な会合での挨拶の際、こんな話をさせて頂いております。
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昨日、今年一番の暖かさになったこともあり、今日にも函館の桜開花が発表されるのではないかと期待が高まっています。そんな訳で、今日の早朝ランニングは五稜郭公園外周。自宅から3km余り走って公園に着くと、堀の外側のソメイヨシノは蕾が膨らんではいるものの、花を付けているものはありません。
しかし、例年、標準木より数日早く花を咲かせる六花亭ガラス面横の桜は既に5分咲き(写真)。この分だと、近くにある標準木も今日、明日中には花を咲かせることになるでしょう。
残念ながら、本日は日差しが無く、夕方の段階で開花するのは難しいかもしれませんが、先ほどのニュースでは松前のソメイヨシノの標準木は3輪ほど開花しているとのこと(5輪以上花を付けると開花宣言だそうです)で、これは間違いなく、本日中に桜北海道上陸のニュースが流れることでしょう。
北の大地にも本格的な春到来です。
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週末、東京出張から最終便で帰函予定がまさかの欠航で、便を翌朝に振り替えて空港に近い蒲田のホテルにチェックイン。折角なので、めったに来ることがない蒲田の街中を見てみようと、比較的大きなJR蒲田駅内を歩いていると、思わず目に留まったポスターがありました。
北海道新幹線開業で、都内至る所で函館の露出は多いものの、このポスターは初めてでした。蒲田びゅうプラザの一角にワインとピンチョスのレプリカとともにインパクトのある大きなポスター。そう、函館バル街をPRするポスターです。キャッチコピーは「バルイベント国内発祥の地 函館」。
今や全国各地で行われているバル街ですが、日本で初めて行われたのが函館であることを知らない人も多いのかもしれません。この主催者代表が、惜しみなくそのノウハウを全国に伝授したことで、誰もがその名を知るイベントに成長したのですが、このポスターを見るとその地道な活動が何倍にもなって発祥の地へ戻って来るような気がします。
エキゾチックな街並みが目を引く、良く出来たポスターで、多くの人が立ち止まって見ているのが印象的でした。その春の函館バルは今週金曜日。もしかしたら、同時に桜も楽しめるかもしれません。新幹線開業に、中規模コンベンションも重なって、GW前週にもかかわらず市内宿泊施設は活況のようです。
・・・本当は、もっと様々函館情報を発信したいところですが、熊本の現状を伝え聞くと、明るい話題を書いて良いのか迷うところです。被災した方々はもちろんのこと、同業者も我々の5年前と同じような状況と思うと心が痛みます。由布院や別府には顔を知る経営者もおり、交通網の遮断や風評、あるいは直接的な被害で、このGWは大きな影響を受けることでしょう。今は、被害がこれ以上広がらないことを祈るしかありません。
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函館にとって歴史的なイベントであった北海道新幹線開業から3週間が経過しようとしていますが、私的にはもっと重要なイベントへのカウントダウンが始まっています。こんなことでも思いつかなければ、市長や商工会議所会頭と席を並べて会議をすることも無かったであろう、2016函館マラソン協賛会の最終的な報告会に、つい先程出席してきました。
一番苦労するであろうと考えていた協賛金集めは、会頭のご尽力により、当初予定額を一千万以上上回り、道からの補助金などもあって、最終的な総予算額は当初最低限見込んでいた1憶3500万から1憶7000万超になりました。その結果、イベントや参加記念品の充実を図るだけではなく、複数年に跨る経費の事実上の先行投資に充てることもでき、次年度以降の開催経費を圧縮することも見込まれています。
また、招待選手の招致にも当初予算以上の金額を投じることができ、既に公表されている川内選手や、ゲストランナーの金哲彦氏、石原良純氏らの他にも、日本を代表するトップランナーが出場を予定しているとのこと。錚々たるメンバーということですが、残念ながら私もすべては教えてもらっていません。実行委員会でも公表したいのは山々なのですが、かえって混乱を招くとのことからエントリー締め切り後になるそうです。独自エントリーも含め、地方の市民マラソン大会としてはあり得ないような顔ぶれで、公表後は全国的に注目を集めることになるかもしれません。
そのエントリー、フルは3日で定員に到達し、ハーフは残念ながら微妙に届かないものの4000名に対し3900前後になるとの予想です。これは市内近郊のランナー1000名程度が昨年のハーフからフルへ鞍替えした影響によるものである程度苦戦は予想していました。一方、フルは全国47すべての都道府県からエントリーがあり、全国区のマラソン大会への足掛かりはつかめていると思います。
5年越しの夢へ、カウントダウンが始まりました。
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今年の函館は雪融けが早く、水はけの良いグランドでは、3月中旬から外で球技ができるようになりました。そして4月の声を聞くと同時に各スポーツ、各カテゴリーで練習試合が一斉に始まっています。
現在、私の最大の楽しみは、昨秋からレギュラーとなった中二の次男の野球観戦です。上の学年で全道大会出場は果たしたチームは、新チーム以降、練習試合では負けが混んでいるものの客観的にレベルは高く、秋の2大会はいずれもベスト8。運が味方すれば、再度頂点も夢ではないと思っています。私が中学現役のときは新人戦と中体連の年間2大会だけだったものが、今は主要な大会だけで5大会。うち3つが全道、全国に繋がり、親の楽しみも増えたというものです。
さて、このたび今年最初の大会となる市内大会の組合せが決まりました。函館の中学軟式野球、連盟主催の大会以外はWEB上での情報が少なく、中々結果が伝わらないようです。そこで、3年前まで長男の少年サッカー情報を配信していたように、このブログで大会の結果などを、わかる範囲でUPしていきたいと思います(下図は春季市内大会組合せ。クリックすると拡大します)。
中学でサッカーを続けず、文化部に所属していた長男は、体を持て余したのか高校進学と同時に未経験のバレー部への入部を決意したようです。私も新たなスポーツの世界に足を踏み入れることになるかもしれません。
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昨年来、全国各地で発売され、多くのメディアにも取り上げられ、大きな話題となっている「ランチパスポート」の函館版が、先月25日に限定販売されました。私、恥ずかしながらこのような情報に疎く全く知らずにいたのですが、3月26日の新幹線開業日早朝、函館駅での出迎えイベントに参加した際、同業者からこの話を聞き、駅の本屋にまだ貴重な在庫があるとのことで、オープン仕立ての駅書店で運良く購入することができました。
観光客向けの本ではないので、市内至る所、私の家の近所のお店も複数出ており、大変便利。それ以上に、瞬く間に全国展開されるだけあって、そのお得さ加減に驚きました。曜日や数量など限定されているものもありますが、通常700~1500円くらいするランチ(営業時間中OKのものもあり)が、パスポート提示でいずれも税込500円で、3ヶ月間1店舗3回まで使えるというのです。これがわずか1000円余りで買えるのですから、1冊あたり数十万円お得というのもあながち誇大広告でもありません。私のように、昼食の95%以上が外食というビジネスマンには何ともありがたい1冊です。
中に掲載されているお店や食べ物についての感想は、様々なブログなどで紹介されているので、別な観点から私見を述べたいと思います。購入後、3件ほど掲載されているお店でランチを頂きましたが、いずれの店もこのパスポートを持ったお客さんで大繁盛でした。店側としては、お客さんが多すぎても利益率が低下して困ることもあろうかと思いますが、やり方によっては費用対効果絶大の広告になります。
特に、あまり知られていない住宅街の一角にあるような個人経営のお店などでは、知られるだけで顧客開拓に繋がります。私が行った中でも、割引としてはその店通常の割引と大差はなかったものの、家の近所で味もまずまず、知ってはいたものの駐車場が無いものと勝手に思っていたのがあることがわかり、今後、パスポート無しで間違いなく利用することになると思います。
一方、おそらくこのパスポートを作るにあたり、企画側は市内ほとんどの店に打診したものと思いますが、効果を感じられず、またはこのパスポートの価値を見出せず、断ったり、知らずのまま営業を続けている店の多くは、この間または永続的に大きな負の影響を受けるはずです。特に市民を対象とする飲食店は、このパスポートを持った人が3ヶ月の間、メリットを得ようと掲載店を回る分、確実に売り上げが落ちるはずです。それくらい、パスポート掲載店は多くの人で賑わっています。私もそれほど多くないにせよ、通常昼食を食べる店に行く割合は3分の2くらいに減ることになるでしょう。加えて昼ごはんのレパートリーは3ヶ月後、間違いなく増えているはずです。
先日、パスポートに掲載していない、月1くらいで通う駅近くの飲食店で食事をした際、店の主人が「新幹線が開業してもさっぱりだよ」と、呟いていましたが、「そのせいではありませんよ」と、心の中で返答しました。商売、何事も目ざとくいかないと。自戒をこめて・・・。
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先般、旅行会社が行った国内絶景ランキングで堂々日本一に輝いたのは「五稜郭公園の桜」。おそらく桜の見どころとしては、国内更なる絶景スポットはあるはずですが、これも新幹線効果、函館が注目されている証拠でしょう。もちろん、満開の五稜郭公園の桜は絶景に数えられて不思議ではありません。北海道では間違いなくNo.1のソメイヨシノ”群生地”だと思います。
さて、例年GWが見頃となる五稜郭公園の桜、どうやら昨年に引き続き開花も満開も早まりそうです。昨年は過去2番目に早い4月21日に開花し、GWには残念ながら葉桜になってしまいましたが、今年もウェザーマップ社の予想では平年より1週間程早い4月23日の開花で、満開が4月28日。予想通りならGW前半が見頃のピークで、5月のGW本番もかろうじて花を見れるといった感じ。しかし、この春、体感的にも現実的にも暖かく、この調子で行けば昨年並みの早い開花となるかもしれません。
一部、メディアの論調で新幹線効果は一服、あるいはまちまちといった伝わり方がされていますが、おそらくそんなことはありません。本来年度替わりの4月上旬は、厳冬期に次ぐ閑散期。当ホテルでは平日の稼働率が50%を切るのが普通なのですが、今年は目に見えて、というより倍増しています。GWは例年通り既に完売状況ですが、今年はその前後1週間もほぼ満室状態となっています。桜開花が早まることを材料に、GW前の来館をアピールしたいところですが、今年はその必要も無さそうです。
今年がピークは覚悟の上。ただ、当地にとって良い傾向であることは間違いありません。
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