チャイニーズバブル
中国株式市場の急落をきっかけに、世界の金融マーケットは大混乱の様相を呈しています。日本の株式市場も大幅続落した後、本日も急落して始まり現在は一転反騰に転じています。中国の株式市場は明らかにバブル状態にあり、このような状態は長くは続かないであろうことは2ヶ月前に記しました。もちろん、私が言うまでもなく、ある程度金融市場のことを知っている人であれば、同じ思いであったと思います。
金融市場の混乱は、当面、乱高下が続くにしてもいずれ落ち着きを取り戻すでしょう。問題はその後です。国家主導の政策により、実態とかけ離れて株式市場だけが付けた異常値は、中国国内のみならず世界の資本市場及び経済にも影響を及ぼすことになります。もちろん、日本、そしてここ函館の観光マーケットにおいてもです。
バブルの崩壊により、いわゆる「爆買」といった異常行動は影を潜めることになるでしょう。それだけに止まらず、順調に、いやこれも異常なペースで伸びてきた中国からの観光客も頭打ち、もしくは一時的にせよマイナスに転じる可能性も少なくありません。従って、中国人観光客の需要を当て込んで行った投資行動は、冷や水を浴びせられることになるかもしれません。
中国経済の減速は国内景気にも影響を与えることは言うまでもありません。しかし、こちらは金融マーケットと異なりジワジワと効いてきます。日本の株式市場も落ち着きを取り戻した後は、しばしの調整を迎えるのではないかと思っています。
それはともかくとして、函館観光。何もなければ、他の観光地同様減速期となるところでしょうが、そこは北海道新幹線。ある意味、最高のタイミングでの開業となるのではと思うところです。予期せぬ悪材料に見舞われないことを祈っています。
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