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2015年5月

2015年5月29日 (金)

バスケットボール界の今後

函館にプロバスケットボールチーム創設を画策している私たちは、先週末、bjリーグのプレーオフファイナルを視察するため、東京有明コロシアムまで行ってきました。日曜日には3位決定戦と決勝が行われたのですが、3決の組み合わせが岩手と滋賀、決勝が秋田と浜松という、正に地方都市同士の対決でした。

Dsc_0533にも関わらず、特に決勝は1万人収容の有明コロシアムは超満員。両チームのチームカラーのTシャツで会場は埋め尽くされ、試合も1点を争う白熱したゲームとなったため、中立の立場の我々も会場の熱気と合わせて、手に汗を握りながらの観戦となりました。これが自らの地元チームだったら、どれだけ興奮することか。この盛り上がりを函館市民にも味わってもらいたいものだと、つくづく実感しました。

試合後は旧知のbjリーグ代表と居酒屋で懇親会。その最中、人脈の広い代表の携帯が鳴り、別グループと合流することになりました。来たのはスポーツ紙役員と知る人ぞ知る同年代の女性アナウンサー、さらには何とスポーツ評論家の二宮清純氏。そんな訳で、バスケットボール界の現状について、表面化していない裏話をいろいろ聞くことができました。

書けない話もありますが、統合も一筋縄ではいかないようです。一般的にネックとなっているのが、bjの資本金問題とナショナルリーグの大企業母体有力チームの反発、加えて1部リーグ参入へのハードルの高さです。来年10月に発足する新リーグに参入の意思を示したbjチームにも、不満が燻っていると聞きます。地方でこれだけ成功しているのに、大都市基準にはめ込むかのような移行です。本流から外れたリーグが本流と双璧になるまで成長したからこそ、問題に発展したバスケットボール界。bjの成功を無視しては、このスポーツの将来はないと思うのですが。

仮に函館で新チームを結成し参入するとしても、早くて3年後となります。このままの方向で新リーグが発足したとしたら、3部に相当する地域リーグ(チャレンジリーグ)になるのが有力でしょう。我々がまずやることは、bj流の演出によるプロバスケットボールの雰囲気を、函館市民に味わってもらうため、エキジビションマッチをこの夏完成する函館アリーナで開催することです。地道な活動をスタートさせます。

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2015年5月22日 (金)

札幌ラーメンショー

既存の理事職に加え、地域や業界団体の複数の会長職が加わり、それに伴う充て職や全国区の理事職も付いてきて、総会シーズンの今、私は多忙を極めています。地方において家業で食べさせてもらっている人間として、地域や業界に奉仕するのも責務と考え、なるべく断らずにいたら、今や自分の限界を超えそうになってきました。自らの仕事に手が回らないどころか、こんなペースが続いていたら体がもつかどうか・・・なんて、周りを見たら私より遥かに多忙な方が溢れています。こんな状況なので、普段は重荷に感じていた出張の、移動時間や会議やアポまでの空き時間が、数少ない貴重な自由時間になっています。

Dsc_0474昨日までは札幌出張。到着してから会議まで少し時間があったので、ニュースで知ることになった札幌ラーメンショーに行ってきました。場所は大通り公園。北海道内外の有名店、12店舗が自慢のラーメンを販売しています。昼時だったこともあり大混雑。初めに共通チケットを購入するのに約10分並び、ラーメンを購入するにはさらに長蛇の列に並ばなくてはなりません。人気は当然道外店。特に人気は博多の「だるま」と東京の「肉そばけいすけ」。これらは90分待ちとのこと。大都市圏は行くこともあるので、私は仕事的に縁遠い滋賀の「ラーメンにっこう」をいただくことにしました。それでも40分待ち。

Dsc_0480幸い時間があったので並ぶことにしましたが、特に昼時は覚悟した方が良いかもしれません。肝心のラーメンの味は、北海道に無い独特なもの。スープは博多に近い豚骨系の白濁色ながらベースは鶏。イメージ的には普通の塩と豚骨系の中間の食感で麺は中太。口にしてこれは凄いというものではありませんでしたが、さすが有名店なんでしょう、食べているうちに引き込まれ、奥深いスープ完飲してしまいました。

こんなに混んでいなければ翌日も立ち寄ろうかと思いましたが、さすがに諦めました。札幌ラーメンショーは今週末まで。平日でこんな感じだったので、週末は更に大混雑が予想されますが、札幌に足を運ぶ予定のある方はチャレンジしてみては。ラーメンはいずれも800円均一です。

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2015年5月19日 (火)

川崎の火災に思う ~規制緩和と強化~

宿泊業界の話題です。今、国では東京オリンピックに向けて一段と増加するであろう外国人観光客の宿泊場所確保のため、特区を設けて旅館業法の適用を除外し、アパートやマンションの空き部屋を宿泊施設として利用できる方向で施策が進められています。最も、当地北海道はその国家戦略特区に入っておらず、その利用にも様々な条件が適用されることから、地元ではそれほど大きな話題となっていませんでした。

ところが10日ほど前、地元紙に、今後道内でも空き部屋を宿泊施設として利用させるため、宿泊業に簡単に参入できるかのような誤解を与える記事が載ったため、ホテル旅館組合の会合で問題になりました。簡易宿泊施設とホテルなどに宿泊する客層は異なるため、諸条件に限られた中、規制が緩和されてもそれほど影響はないと思われますが、それでも小規模旅館にとっては無視できない存在となるはずです。

Dsc_0471と、いうのもどんなに小規模旅館といっても、旅館業であるかぎり旅館業法はもちろん規制強化が続く消防法にのっとり、毎年、設備や検査に多額の費用を掛けています。当ホテルでも、消防法の新基準に適合するため、先般、防火戸にくぐり戸を設置。これは、防火扉に子供が挟まれる事故が起こったため、新たに規制が強化されたものに対応するためだったのですが、この特殊工事に200万円近い経費が掛かりました。おそらく、特区で宿泊施設に新規参入した場合、このような設備など不要となることでしょう。組合内では、こんな規制緩和をされたら、既存の宿泊業者を圧迫するだけでなく、宿泊者の安全確保に大いに疑問が残る上、ザルのような抜け道ができるようになると話題となりました。

そんな中で起こった、川崎の簡易宿泊所の火災です。旅館業法では、下宿を除くとその営業形態はホテル営業、旅館営業、簡易宿所営業に分かれており、今回の事故が起きた施設は言うまでもなく3番目に当たります。ホテルや旅館に比べ格段に規制が緩いにも関わらず、ニュースによればその最低限の法すら守られていなかった可能性があると言います。おそらく、ホテルや旅館に比べ、行政による検査体制も緩いのでしょう。

こんな状況で、特区とはいえ旅館業の規制を緩和して良いものなのか。考えてほしいものです。

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2015年5月14日 (木)

杜の都ハーフマラソン

連日、様々な立場で会合や打ち合わせのスケジュールに追われ、それぞれブログネタになりそうな話題も多いながら、更新する時間が無く時が経っています。今日は、既に4日も経ってしまった、仙台国際ハーフマラソンの更に前の日に行われた前日祭の話題です。

Dsc_0453通称「杜の都ハーフマラソン」は、函館ハーフ同様、今年から事前にゼッケンを送付するようになったため、事前エントリーは不要。そのかわり、参加記念品を前日、市内中心部の公園で受け取るようにして、その場で「前日祭」が開催されます。そこでは、市内及び近郊の特産品や飲食物が売られるテントが並び、12000人が集まる大会だけあって前日祭とはいえ結構な賑わいです。北海道マラソンでもエントリー会場となる大通り公園で、協賛スポーツメーカーのブースやイベント的なことが行われていますが、物販はそれほど多くはありません。

私はその一角で来年開催される函館マラソンをアピールするビラを、仲間2人とともに配ってきました。市民ランナーをピンポイントにターゲットとして配布するビラだけに、反応は上々。既に知っている人も多く、大会の詳細を聞いてくる人も少なくありませんでした。私は仕事柄、観光キャラバンと称して大きな街で観光パンフレットを配ることも多いのですが、おそらくそれとは比較にならないほど廃棄率は少ないものと思われます。ビラ配りは、いかにそのターゲットを絞れるかで効果に差が出ます。また、地元の新聞社の取材も受け、翌日「函館フルマラソン」の名称とともに記事にもなり、良い宣伝になったと思います。

ゲストに高橋尚子さんが来ており、それを目当ての市民の方も少なくないようでしたが、如何に走りに来た人を楽しませる演出ができるか。現函館ハーフの足りない部分であるので、フルになった際の視察の意味での参加でもあります。何とか既存イベントを利用する形で、前日というより走り終わったランナーが楽しめるように、スタートゴール地点でのイベントを考えています。その方が絶対に飲食の摂取率は高いはずです。車じゃなければ、完走後のビールは必須でしょう(俺だけか?)。

さて、翌日の本番。中盤、下り坂のお蔭でペースアップでき、久々に満足いくタイムが出るかと思いきや、ラスト3kmの強烈な逆風にスタミナも心も奪われ失速。1時間36分と、自分の中で平凡なタイムに終わりました。しかし、4度目の”対決”となった川内優輝選手も調子が悪かったらしく、彼との差は30分以内。自分で勝手にハンデをハーフ30分、フル1時間10分と決めているので、たぶん初勝利。これもマラソンの楽しみ方です。

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2015年5月 8日 (金)

今年は仙台から

今年は雪解けが早かったため、3月上旬から本格的に外でのランニングを始めることができました。しかし、余りにも多くの重責を担う役職を受けすぎているためか、例年より遥かにランニングに充てる時間が少なく、さらに先月、不覚にもジョギング中に捻挫してしまい、走り込み不足は明らかです。

Dsc_0446加えて、今年いよいよ五十路となってしまうわが身の心肺は、少しペースを上げるとすぐ音をあげるようになり・・・と、いい訳三昧なのは、明後日、今年最初の大会となる「仙台国際ハーフマラソン」を前にして自信の無さの表れです。今から約1年前、48歳にして初めてハーフサブ90(ハーフマラソン1時間半以内で走ること)を達成したのですが、これはコース&気候に恵まれてのもの。公認コースではありませんでした。今回は「国際」と名の付く通り、公認コースはもちろんのこと、エントリー人数1万人、国内外のエリートランナーも多数集まる国内最大級のハーフマラソン大会です。

ところで、目的は走るだけではありません。仙台は北海道新幹線開業後の「大票田」。函館マラソンをアピールしない訳にはいきません。大会前日の明日、出店ブースひとつ確保し、商工会議所の事務局と担当委員会メンバー3名で来年開催を伝えるちらしを配布予定です。函館マラソンは6月最終週。ひと月半前に行われるこのハーフマラソンをステップに函館のフルを走ろうと思う市民ランナーも少なくないはずです。

そんな訳で、新幹線開業後、人がこの街にやってくるための種まきも行ってきます。

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2015年5月 5日 (火)

野球な日々

大型連休真っ最中の函館観光業界は大忙し。桜は散れどGWの函館は観光客が来ないことはありません。一方、小中高大、各年代のスポーツ大会もこの時期開催され、特にスポーツチームに所属している子供を持つ親御さんは観光どころではないかもしれません。

我家も次男が中学野球部に入部。我々の時とは異なり、大会や練習試合の時は親の送り迎えが必要で、週末は時間を取られています。もっとも、好きなだけに苦にはなりませんが。その息子が入った野球部は、想像以上に強豪チーム。公式戦を含め何試合か見せてもらいましたが、エースはスピード、コントロール、マウンド捌きとも超中学級。息子の話では何度もノーヒットノーランをやっているとのこと。実はこの子のお父さん、私の高校野球部のOBで、この方も卓越したセンスの持ち主でした。

投手だけでなく野手も素質ある子が揃い、勝者のメンタリティーを持って戦っています。息子がこんな強いチームに所属するのは、長男がやっていた少年サッカーの1学年上のチーム以来か。現在行われている春季大会でも順当に勝ち上がっています(下図:函館地区中学軟式野球の情報が乏しいため、今後拙ブログで度々UPしたいと思います)。今後の大きな大会で、次男も何とかベンチにしがみつき、全道に連れて行ってもらえればと、密かに思うところです。

2015fuzoku函館球児の目指すところは世代を問わずまずは全道大会。次男が昨年まで在籍していた少年野球チームは昨秋の新人戦で市内大会優勝。今年は優勝候補の一角として現在、今年最初の大会を戦っています。こちらも順当に勝ち上がっており、私も次男もこちらの結果も気になって仕方ありません。何せ息子が4年間在籍していた、ごく平凡だった少年団チームが本気で全道大会を狙って戦っているのですから。

今年は東海第四のセンバツ準優勝に始まり、我らが北海道日本ハムファイターズも事前の予想を覆し首位を走っています。今年も私の娯楽は野球中心になりそうです。

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