バスケットボール界の今後
函館にプロバスケットボールチーム創設を画策している私たちは、先週末、bjリーグのプレーオフファイナルを視察するため、東京有明コロシアムまで行ってきました。日曜日には3位決定戦と決勝が行われたのですが、3決の組み合わせが岩手と滋賀、決勝が秋田と浜松という、正に地方都市同士の対決でした。
にも関わらず、特に決勝は1万人収容の有明コロシアムは超満員。両チームのチームカラーのTシャツで会場は埋め尽くされ、試合も1点を争う白熱したゲームとなったため、中立の立場の我々も会場の熱気と合わせて、手に汗を握りながらの観戦となりました。これが自らの地元チームだったら、どれだけ興奮することか。この盛り上がりを函館市民にも味わってもらいたいものだと、つくづく実感しました。
試合後は旧知のbjリーグ代表と居酒屋で懇親会。その最中、人脈の広い代表の携帯が鳴り、別グループと合流することになりました。来たのはスポーツ紙役員と知る人ぞ知る同年代の女性アナウンサー、さらには何とスポーツ評論家の二宮清純氏。そんな訳で、バスケットボール界の現状について、表面化していない裏話をいろいろ聞くことができました。
書けない話もありますが、統合も一筋縄ではいかないようです。一般的にネックとなっているのが、bjの資本金問題とナショナルリーグの大企業母体有力チームの反発、加えて1部リーグ参入へのハードルの高さです。来年10月に発足する新リーグに参入の意思を示したbjチームにも、不満が燻っていると聞きます。地方でこれだけ成功しているのに、大都市基準にはめ込むかのような移行です。本流から外れたリーグが本流と双璧になるまで成長したからこそ、問題に発展したバスケットボール界。bjの成功を無視しては、このスポーツの将来はないと思うのですが。
仮に函館で新チームを結成し参入するとしても、早くて3年後となります。このままの方向で新リーグが発足したとしたら、3部に相当する地域リーグ(チャレンジリーグ)になるのが有力でしょう。我々がまずやることは、bj流の演出によるプロバスケットボールの雰囲気を、函館市民に味わってもらうため、エキジビションマッチをこの夏完成する函館アリーナで開催することです。地道な活動をスタートさせます。
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