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2015年2月24日 (火)

ライバル金沢

先週、北海道新幹線に先駆けて開業する北陸新幹線の当面の終着駅となる金沢に、開業対策の視察ということで行ってきました。金沢といえば函館と並ぶ国内有数の地方の観光都市(私の頭の中で)。街の規模は人口も都市圏域も函館の2倍近くといったところでしょうか。更に、函館と違って新幹線が既存の駅に入ってくるということもあって、駅周辺の再開発が進んでいると聞いていました。

大宮(さいたま市)や富山市を経由して入ったのですが、これらの都市とは明らかに街の雰囲気が違っていました。なんとなく魅力があります。そして噂に聞いていた金沢駅は圧巻の一言。「世界で最も美しい駅14選」に日本で唯一選ばれただけのことはあります。二十数年前にこの地を訪れた時は、ごく普通の地方都市の駅と、周辺に数件のビジネス系ホテルが建っていただけで、中心街や観光スポットも駅から離れていることもあって特別な印象もありませんでした。

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ところが、新幹線乗り入れに向けて官民どれだけのお金が投入されたのか。駅はもちろん周辺には地方では超がつく高層ビルが複数建ちつつもも、一般的な地方都市とは異なり、和の雰囲気、金沢の持つ独特の魅力と近代建築物が妙に調和しています。市役所の方に聞いたのですが、金沢市は建築物に関する条例が厳しく、街並みを保全する努力がなされていると同時に、有名建築家を多く輩出している街ということもあって、近代的な建物にも芸術的な美を感じます。加えて金沢市は数百年にわたって戦火に合うことも、地震や大火で街並みが失われることもなかったため、だからこその古い和の雰囲気を醸し出す観光地なのです。函館と比較して駅周辺の景観に至っては羨ましいかぎりです。

金沢市が小京都と呼ばれているのは有名ですが、地元の観光関係者の話では、京都は公家の文化であり、金沢は武士の街なので同じ和でも全く違うのだとのこと。京都同様伝統的建造物群保全地区が、4ヶ所もある観光都市(萩も含め日本で3都市のみ・函館は1ヶ所)。その景観保全地区を歩いてみると、京都以上に押し売りではないありのままの昔の姿を体験でき、また来たくなる本物の街だと改めて思いました。

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恒例の出張ランで観光地以外の場所も廻ったのですが、驚いたのは消防署もコンビニも、更にはATMに至ってまで景観を乱さないは配慮がされていたことです。これが厳しい条例の証なのでしょう。正直、函館完敗じゃん・・・。

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夜、行列ができているラーメン屋に並んでいると、出張で来ている仲間を連れている地元民と思しきサラリーマンが「金沢は何にも無いから・・・」と、自虐的に話していました。「いやいや、そんなことはないよ」と、心の中で呟いていましたが、皆、隣の芝生は青くみえるものなのでしょう。懇親会で話をした金沢の観光業界の方は、「函館なんかには到底かないません。」と、本気の口調で話していました。和と洋の対局の輝きを放つ、金沢と函館。自分が毎日見ている景色は、他の街には無い景色なんだろうなと改めて感じたりしています。

新幹線の終着駅として、そして地方を代表する観光都市として、金沢と函館は今まで以上に注目を集めることになるかもしれません。地方創生の良きライバルとして、まずはいかに大都市圏から観光客を呼び込むか、その手法を学んできました。

ちなみに、ラーメンは函館の勝ちだと思います(一軒食べただけですが)。

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