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2014年11月 8日 (土)

景気の話

今年の函館観光、一部に陰りが見えてるとはいえ、昨年の好材料剥落を考えると上出来と言って良いのではないでしょうか。当ホテル的には、春先の改装効果も出て、想定外の前年越え。体感的にはこの仕事について最も良かった年のように思えます(現実は異なるが)。

さて、株に個別リスクとマーケットリスクがあるように、当地の観光動向にも地域要因と国内外の景気に左右される部分があります。当地的には”ライバル”北陸新幹線開業年というマイナス要因を抱えながらも、函館アリーナの完成やそれに伴うGLAYライブ開催など、想定される落ち込みを小さくするような材料も散見され、天変地異など無ければ大幅な失速のないまま北海道新幹線開業を迎えれるのではないかと、希望的観測を持ちたいところです。

問題は国内の景気動向。先月末、賛否両論渦巻く黒田バズーカ2により、為替は大きく円安に振れ、株価指数は昨年来の高値を更新してきました。既に専門家ではないので、詳しく触れませんが、このバズーカはプチバブルと大きな反動を生むことになると懸念しています。このモルヒネ的金融緩和とも揶揄される金融政策の成否は別として、個人的に国内景気の先行きについてもやや悲観的な見方をしています。

Keiki2
Keiki
上の二つのグラフは景気動向指数の長期(26年間)と直近(6年間)のものです。指数はリーマンショック後の2009年をボトムに途中震災による調整を挟んで今年まで順調に回復基調をたどっています。これは体感的にも一致するところです。その前の景気回復期は、ITバブルが崩壊した2002年頃を底にリーマンショック前の2007年末までの約6年間。実感なき景気回復と呼ばれ、しかも戦後最長のものでした。この景気回復期間と、2009年をボトムと見た場合のこのたびの景気回復期間がほぼ一致しており、サイクル的にも景気後退期突入の時期が近づいるとの見方をとれなくもありません。しかも、このところの先行指数の低迷も気になるところです。

このたびの円安は、外国人観光客の誘導要因にはなるものの、せっかくの原油価格の下落を打消し、我々業界に限らず、特に地方中小企業にとってプラスに働くとは思えません。何度も経験しましたが、すべての歯車逆方向に動き出すことがそう遠くない時期に迫っているような気がします。その動きが、軽微であることを願いながら今年も年の瀬を迎えます。

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コメント

株屋の悪い癖だね。
私意的に切りとり、統計学ないし経済学的に価値のない比較的に後付けでそれらしい理屈を添えて満足するというのは。端で見ていて意味がわからない。
端的に何を根拠に景気が後退すると考えるのか説明していただきたいものだ。

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