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2014年10月30日 (木)

外国人動向

一昨日、中国・天津航空が11月4日から来年3月まで週2便、函館⇔天津間にチャーター便を運航することが発表されました。実は数週間前からこの情報は掴んでおり、千歳空港の発着枠との関係から詳細が詰め切れておらず、発表がずれ込んでいるとのことでした。その時は定期便運行と聞いていたのですが、私の勘違いだったかもしれません。ただし、来年3月以降も運行予定とのことなので、実質定期便化することになるかもしれません。いずれにしても函館の観光業界にとって朗報です。

函館の外国人観光客は定期便が運航されている台湾人が圧倒的多数を占めます。しかし、台湾人の多くは団体で動き、キャパシティのある宿泊施設に泊まることが多いため、我々中小規模宿泊施設での体感はだいぶ異なります。下のグラフは当ホテルの外国人宿泊客の国別割合を示したもので、上段が2007年、下段が今年度上期(4~9月)のものです。

20072014リーマンショック前の2007までは香港、台湾、韓国で外国人観光客の半数以上を占めていました。タイやシンガポールなどの東南アジア諸国もじわじわと伸ばしてはいましたが、まだまだ少数派でした。それが特に震災後、外国人観光客が回復する過程において、タイからの観光客が目に見えて増加し、今年は中国本土からの観光客の増加も顕著です。直行便が飛んでいる台湾からの観光客もさすがに一定規模を維持していますが、当ホテルでは第3位。一方、かつての中心だった香港と韓国は比率、実数とも大きく落としているのが現状です。

おそらく、台湾からの団体客を受け入れている大型施設以外は似たような構成になっているのではないでしょうか。今後、天津との実質定期便が運航されるとどうなるのか。FIT(外国人個人旅行)の比率がどの程度かによりますが、中国本土からの観光客のウェイトが伸びるのは間違いないところでしょう。さらに1年半後、新幹線がこの地まで開通した際には、当地を訪れる外国人の国の構成はさらに違ったものになるかもしれません。

そんなことを考えながら、先々の戦略を練っています。今や我々宿泊業界にとって、外国人観光客は最重要ファクターです。落とし穴は、紛争か天災かパンデミックか。こう思うと、我々観光産業というのは平和の上に成り立っているんだと、つくづく実感しているところです。

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