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2014年3月 7日 (金)

4年振りの大改装

Dsc_1514当ホテルでは2010年4月以来、約4年振りに大規模なリニューアルを実施致します。巷では、北海道新幹線開業に備え、様々なプロジェクトが進められ、私もそのいくつかに関わっていますが、自ら経営する施設も乗り遅れる訳にはいきません。様々な思惑があって、新幹線開業2年前での実施です。消費税増税前というのもひとつの判断材料でしたが、3%に目くじらを立てる必要もないと思っていました。ただ、業者が年度内で実施も可能というので、それならばということで今月竣工することにしました。

前回は、東北新幹線新青森開業1年前、リーマンショック後の一番厳しい時期のリニューアルでしたが、今回はその効果も享受し、様々な好材料も重なって、比較的余裕のある中での大改装。前回改装前、函館の宿泊業界が置かれた厳しい環境をこのブログで記したところ、大変大きな反響を頂きました。それから4年、当ホテル的には予想以上の回復を見せました。と、いうのも最悪期から立ち直り始めた時期に東日本大震災が発生、当地区でも多くの宿泊施設、特に当ホテルと同等もしくはより安い値段で客室を提供していた複数の施設が転廃業または破綻し、現在は当時より需給バランスが締まった状況にあります。そこに、アベノミクスによる(かどうかは微妙だが)景気の好転と函館独自の特殊要因で観光客入込増。当ホテルの売上げはリーマンショック以前に回復し、宿泊客数はここ十数年のピークに近いところまで戻しました。

と、いっても楽観している訳ではありません。最近、余り聞かれなくなった市場原理主義社会。少し良くなれば、敵は容赦なく攻めてきます。そして、良い時期が長く続くことは無い絶対需要のダウントレンド社会。装置産業、常に変化していかなければ生き残れないのです。

・・・と、前置きが長くなってしまいましたが、今回のリニューアルは前回からの継続編。初めから2回に分けて行う予定でした。そして、方向性が確認できたための第2弾です。まず、シングルルーム4室を定員4名の和室と和洋室各1室に変更します。前回リニューアルで知った、JAPANESE STYLE ROOMの予想以上の潜在需要。これから、高齢者層と外国人を取り込まなければ零細ホテルの先はありません。手間と経費はかかりますが、これも差別化。当初目的のファミリー特化型ホテルへの軌道上でもあります。

また、6室あるスタンダードツインルームの全面改装。旧式のユニットバスを交換し、配置を変えることで客室部分をはるかに広く使えることが分かっており、4年前からの構想を実施します。この他、既に実施しておりますが、広めのツインルームはシングルもしくはセミダブルベッドを3台入れ、すべてトリプル対応。エキストラではないと好評です。遅ればせながら全室洗浄式便座とし、ボイラーや配管の入替えも行いました。

今月後半の突貫工事で、躯体部分を完成させ、その後一部内装と備品搬入などで実際に新しい客室が販売できるのは4月中旬以降になると思います。その間、少しご迷惑をお掛けしますが、GW以降は新体制で可動します。

4年前、シングル中心の45室だったビジネスホテルは、全38室、3分の1以上が定員3名以上のファミリー、グループ対応、古いながらも駅近、お手頃価格ホテルへ変貌です。おそらく、この施設の最終系。もちろん、今後は修繕、補強しながら10年以上経営を続ける所存です。そして、今置かれた環境の安定にある程度目途が立ったら次のステージヘ。自分の人生の価値を最大限に生かし、地域に貢献するためには、もっと大きくならなければと思うこのごろです。

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