遅い雪融け
先月までは、雪が少なくて楽だと感じていた今年の冬。例年より降雪量が少なかった訳ではありませんが、幾度かの暖気で適度に融雪が進んだことと、雪の量が平年を大幅に上回っていた過去2年と比較した感覚です。ところが、3月に入ってからの季節はずれの寒波とまとまった降雪で、そのイメージは吹き飛んでしまいました。
上のグラフは、今年を含む過去4年間の2月3月の函館市内積雪深と平年値を示したものです。先月までは、平年を上回ってはいるものの過去2年よりはかなり少なく推移していましたが、今月に入ってからの大雪で、記録的に多かった一昨年の積雪深を一時的に上回ったこともありました。ここ数日、ようやく雪融けが進み路面も乾いてきましたが、それでも平年はもちろん雪が多かった昨年と比較しても大幅に遅れています。
明日以降の天気予報にも雪マークが付いているものの、最高気温がマイナスという日はなく、積雪の量は日に日に減少するでしょう。そして暖気が予想される来週半ばくらいに、平年より半月ほど遅れて函館の根雪も無くなることが予想されます。道南にもようやく春がやってきます。
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