青森函館DC2016夏
先日、JRグループは2016年夏のディスティネーションキャンペーン(DC)を青森県と函館を中心とした道南の自治体を対象に行うことを発表しました。DCとはJRグループ6社が、3ヶ月間限定で特定の地域を集中的に宣伝し送客するもので、観光客の入込に大きな影響を与えます。この話、半年くらい前から聞いていましたが、道が協力に難色を示したため、県と市町村という異例のくくりで行うことになり、公表までにも時間を要したようです。
DCは主にひとつの都道府県を対象に行われていますが、大都市単独あるいは複数の県が対象となることや、他県の自治体が混じることも珍しくありません。しかし、自治体に相応の負担が求められるだけに、大概のケースでは都道府県が全面的にバックアップします。しかし県と道は違うのか、このたび道南の自治体が対象となるDCに対し、北海道は積極的ではありません。広い北海道、道南だけのために全道のお金は使えないということなのでしょうか。
もっとも我々業界にとっては、支援自治体が市であっても道であっても「青函DC」は大きなメリットです。新幹線開業年、多くの観光客の注目を集める中、青函圏という新たな観光圏であり都市圏を認識してもらうことは、将来、多方面に渡って多くの可能性を示すきっかけとなるはずです。
元々、道とは一線を画す土地柄ではありますが、函館の経済界は今、南を向いています。
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齋藤社長さん こんにちは!
本気になって、函館・青函圏独立を具体化しなければいけませんね。
ここ数日の道新記事:
①2014.3.26: 青森県がJRグループに要望していた大型観光キャンペーン「青森県・函館デスティネーションキャンぺーン(DC)の2016年7~9月開催が決定・・・・一方、道は今回の決定とは別に、2017年度のDC開催を・・・・
②2014.3.27: 開業まで2年 新幹線と北海道
《道VS函館市》 ≪互いに反目 一枚岩遠く≫
③2014.3.28: 青函圏観光都市会議の通常総会で・・・青函博覧会について、函館市と青森県3市による周遊型の通年イベントとする・・・・
④2014.3.28: 道のPRキャラ「ユキちゃん」函館で本格活動 「札幌早期延伸」目立つアピ-ル
地元市民の目には、新函館開業に水を差しているとも映りかねない・・・
実際は、これらの記事以上に酷く、もう道と函館市の関係は修復不可能ではないかと。
大間原発訴訟の関係で、国から意地悪されるのも、視えています。
力を合わせて撥ね退けましょう!!!
投稿: 宮 | 2014年3月30日 (日) 16時26分
結構こういう意味不明なことをぬかす人が多いよね。
大間原発断固反対なのに、どやったら青森と一緒に北海道から距離を取るなどというロジックが成り立つのか、納得のいく説明をぜひとも聞かせて頂きたい。
そもそも論でいえば、北東北から南北海道に掛けては発電所の空白地帯だ。東通原子力発電所は稼働したとしても東京電力と東北電力で折半だからそれほど大電力が使えない。ご立派なことを言う前に火力なり石炭なり代替の発電所を用意すべき。
ああ、分かってると思うけど風力とか太陽光とかは主電源たりえないので論外だよ。
投稿: | 2014年4月 2日 (水) 00時00分