動き出すビッグプロジェクト ~北海道新幹線開業に向けて(2)~
建替えのため先月末で閉館となった函館駅前「和光ビル」。昨日、早速看板の取り外し作業が行われていました。和光ビルは来年1月から本格的な解体作業に入り、北海道新幹線開業が予定されている2016年3月の商業スペースオープンを目指すとのことです。マンション部分も含め、16階建の高層ビルに生まれ変わります。
人工芝2面を核とする多目的グランドへの整備が決まっている旧函館北高校跡地。既に校舎は解体され、住宅街の一角により広大な敷地が出現しました。隣接する日吉サッカー場(天然芝1面、クレー1面)と合わせると、ようやく函館にも全道規模のサッカー大会の誘致が可能になります。一方、道南各地で行われていた市内大会がここで行われるようになると、それだけでほとんどのスケジュールが埋まってしまうのではという懸念も・・・。いずれにせよ、この都市規模にして不足していたスポーツ施設が、新幹線開業前の2015年8月に完成を見ます。将来的に、この多目的グランドのすぐ傍に高規格道路である函館外環状道路のインターチェンジが出来ることも決まっており、周辺では一般道の拡幅工事も行われています。
同じく2015年8月の完成を予定している函館アリーナ。現市民体育館(上写真では左奥)解体を前に、敷地の整地のため工事用外壁に覆われました。入札不調から予定価格を変更するなど紆余曲折もありましたが、当初予定通りの完成に向け工事は始まっています。全国的な傾向として、資材価格の高騰と人手不足から公共事業の入札不調が相次いでいます。一部に地元に仕事が回らないとか市の対応が拙いという声も聞かれますが、アベノミクスの大盤振舞いで急激に増加した公共事業に、リストラなどで不況期を乗り越えてきた地方の建設業者は、仕事はあっても手が回らないという声が圧倒的です。バブル期も知っている経営者は、急激に膨らんだ公共事業はいずれ急速に縮小すること、そしてそうなったらどうなるかを経験的に知っています。だから、・・・おっと、話が逸れてしまいました。
いずれにせよ、函館では新幹線開業に向けて官民の大きなプロジェクトが振興中です(続編あり)。
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